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八ヶ岳登ったときは言わなくて良いと判断しているのか、
悪びれずに聞いてくるトド松におそ松が大声で意見を言い、
ハイ松でさえもツッコミをいれる始末。



「トッティ、俺達何も、富士山大好きっ子ブラザーズじゃないからね?」



「そうなの?」



「「そうなの?」じゃねぇよ!」



一体いつからトド松は兄弟全員富士山が大好きという考えに至ったのだろうか。
2年も前に登ったというので結構前からの可能性も出てきた。



「つーか!まず登山をやってることを知らないからそこから報告しろって話!」



「そういうこと!」



『トッティ、分かった?』



「んー…難しい…」



『「「難しいかなぁ!?」」』



かなり簡単に説明したつもりだったがトド松には難しかったようで、
三人はトド松の言葉にツッコミを入れて顔を見合せる。
気付けばチップスも残り一個だけになった。



「じゃあ、晩御飯何食べたかは?」



「そんなの言わなくて良いよ!」



『僕たち同じご飯食べてるじゃん!』



「パチンコ行ったら?」



「言わなくて良い」



「映画を見たら?」



「言わなく良い!」



トド松からのくだらない質問におそ松とチョロ松は答える。
それでもよく分かっていないトド松にハイ松は頭を抱えてしまった。
隣でその様子を見た十四松はハイ松の頭を撫でていた。



「あっ、でも…。DVDじゃなくて映画館で見た時は言って欲しいかも…」



「そう!そのラインだよ一松ぅ!分かってるねぇ!常識あるねぇ!
社会に出てもやっていけんじゃなぁい!?」



「マジすかあざーす。あざーっす」



「きもっちわり…」



「気持ち悪ぃ言うな!」



喜んで頭を撫でるおそ松に悪い気はしないのか笑みを浮かべる一松に
トド松からは冷たい目で気持ち悪いのまさかの一言。
それがドライモンスターって言われる原因なのではなかろうか。



『あ、それとどんな内容の映画見たのか、とか気になるかな。
もし話題の映画だったら見に行って情報共有出来るし、
見に行った後の感想とか簡単なコミュニケーションとか出来るでしょ?』



「えーー?」



『う、嘘…。分からないの…?』



「うん。ていうか、それそっちから聞いた方が良くない?」



『っ、確かに…』


結構簡単な説明をしたかと思われたが、トド松には分からなく、しかも正論まで言われる。
ハイ松はその事実にショックを受けてしまったのか、「うぅ…」と泣きそうな声で唸っていた。

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びたー(プロフ) - メルさん» コメントありがとうございます!そう言ってくれてとても嬉しいです!えいがのおそ松さんもいつか書きたいと思っています!(書けるとなると時系列的に2期終わりになりますが…)応援ありがとうございます。励みになります! (2022年8月2日 3時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
メル - おそ松さんの夢小説とても嬉しいです!映画の時の高校時代ハイ松さんがすごく気になります!これからも頑張ってください! (2022年8月1日 17時) (レス) id: eb7870cb0c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:びた一 x他1人 | 作成日時:2022年7月31日 23時

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