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「私は前から気付いていたよ?そいつは心が乾ききった化け物さ…。
仮に明日我々兄弟の内1人が消えたとしても…そいつは気付きもしないだろう…」
『「「「「(ま、マジで…!?)」」」」』
「いや気付くわ!気付かなかったらドライモンスターっていうか、
それただのボーッとした奴だよ!!」
「ぶっちゃけ人に興味ないでしょ?」
「あ!る!」
目をかっ開きながら言う一松に5人が真に受けていると、
すかさずトド松が割って入ってきて否定をする。
そして、おそ松の意見もちゃんと反論をして断言していた。
「周りにめでたいことや悲しいことがあってもどうでも良いでしょ?」
「どうでも良くない!感情ちゃんとあるから!」
「じゃあ、なんで富士山は言わないの?」
「べっ、別に…。言ったところでそんなに興味ないかな〜と思ってさ…」
「はい出た〜。「興味ない」」
「でもそれはっ!」
「一緒なんだよ〜…。相手が興味ないだろうって思うってことはさぁ…。
たとえ反対のことをされても、自分も興味持てないって証拠なんだ…。
冷めてるね〜ドライだね〜」
「……っ」
『は、反論出来なくなってる…!』
トド松が人間に興味ないということを否定しようとするが、
おそ松からの意見に段々返せなくなってしまい、
冷や汗を垂らしながらそのまま黙ってしまった。
これは自覚したといっても過言ではないのだろう。
「一松博士、化け物であることが証明されました」
「あっ…ごめん…。ぬ、脱いじゃった…」
チョロ松が後ろを振り返って一松博士に報告するが、
既に茶番を終わらせたとばかり思っていた一松は衣装を脱いでいた。
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改めて、7人が食べていたポップコーンは無くなったので、
スナック系のチップスを今度は7人の真ん中に置いた。
「じゃあ聞くけどっ!何があったとき報告すれば良いの!?
これは皆に言うべき!これは言わなくて良い!
そのラインが分かんないんだけど!!!」
「富士山は絶対に言うべきです!」
「富士山は言うべきね!分かった!ちょっと反省!」
「よーし」
やっとの思いで富士山登ったときは兄弟に言うべきと
判断してくれたトド松におそ松は満足する。
「因みに八ヶ岳登ったときは…」
「山の問題じゃねぇ!やっぱ分かってねぇなお前!!」
『なんで山の種類になっちゃうの!?』
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びたー(プロフ) - メルさん» コメントありがとうございます!そう言ってくれてとても嬉しいです!えいがのおそ松さんもいつか書きたいと思っています!(書けるとなると時系列的に2期終わりになりますが…)応援ありがとうございます。励みになります! (2022年8月2日 3時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
メル - おそ松さんの夢小説とても嬉しいです!映画の時の高校時代ハイ松さんがすごく気になります!これからも頑張ってください! (2022年8月1日 17時) (レス) id: eb7870cb0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:びた一 x他1人 | 作成日時:2022年7月31日 23時