検索窓
今日:12 hit、昨日:6 hit、合計:15,542 hit

ページ13

*


─ブラザー達に、水道水など飲ませるわけにはいかない。
この俺が、最高級の最上級の雪溶け水をプレゼントしてやる…。



なんとカラ松は兄弟に水道水を飲ませたくがない為だけに、
吹雪の中一人で雪溶け水を調達しようとしていた。



─しかし…。



「あううう…。ふっぷしゅっ!………しゃむい…」



ーーーーーーー



「水ぅ〜…水をくれぇ〜。あ、あっ!あ〜〜!」



見事に吹雪のせいで風邪がぶり返したカラ松は
布団でグルグルに巻かれて身動きが取れないようになり、
水を要求しても誰も水を持ってくることはなかった。



「はい、もうおしまい。ホントに寝よ。いい加減治さないと…」



「だね」



「おやすみ」



『「「「おやすみー」」」』



寒さに凍えるカラ松を置いて5人は安らかに寝る。

…と思ったら大間違いだ。



「ふっかぁつ!治ったぁぁ!!!」



十四松の復活におそ松は慌てて布団にもぐった。



「(やべぇ…!ここに来て奴の復活はやべぇぞ!)」



『(確実に嫌な予感しかしないんだよ…!)』



「(無視しろ!無視!)」



「(相手にしちゃダメ!)」



十四松の復活に全員は恐れており、彼の問い掛けも無視して、
必死に目をつむって全員は寝ようとする。
…が、十四松は5人の前に現れた。



「あははははっ!よぉし!僕が皆の呪いを解くぞぉー!」



「(呪いじゃねぇし!)」



『(何言ってるの本当に!)』



十四松の訳分からない発言におそ松とハイ松は心の中でツッコミを入れる。



「おりゃぁ!」



『「「「「っ!?」」」」』



すると十四松が三人に分身し、5人は目を見開いた。



「「「おりゃぁ!」」」



三人に分身した十四松は今度は9人へと。
高く飛んでは増えて高く飛んでは増えての繰り返し。



「(な、何が起きてるんだ…!?)」



分身した十四松達は次第に小さくなり、5人は思わず飛び起きて
恐怖しか感じない光景に顔を青ざめていた。



「じゃあ行くぞぉ!」



「「「おーーっ!」」」



無数の十四松達は声を上げる。何をするのだろうか。

○→←○



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (27 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
46人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

びたー(プロフ) - メルさん» コメントありがとうございます!そう言ってくれてとても嬉しいです!えいがのおそ松さんもいつか書きたいと思っています!(書けるとなると時系列的に2期終わりになりますが…)応援ありがとうございます。励みになります! (2022年8月2日 3時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
メル - おそ松さんの夢小説とても嬉しいです!映画の時の高校時代ハイ松さんがすごく気になります!これからも頑張ってください! (2022年8月1日 17時) (レス) id: eb7870cb0c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:びた一 x他1人 | 作成日時:2022年7月31日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。