不器用な僕の子育て日記。

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ころんside




「なるほど…それでころちゃんが育てようとしてるのね」








「うん…、でもやっぱ僕じゃ無理かも。不器用だし…」









「…ころちゃん、見て？」









なーくんはそう言って僕に赤ちゃんを見せる







「生き物ってね、一番最初に見たものを親だって思うらしいよ。だから、この子もちゃんとわかってるんじゃないかな」









「…そ、そうかな…」







少し覗き込むと







『あうっ！』







「…！！わかってるのかなっ…」






「ころちゃんがチャレンジしてみるのも良いと思うよ。俺だってちゃんと手伝いもする。助けてほしい時は言ってくれたら助けるよ」









そう言ってなーくんは僕に赤ちゃんを抱っこさせた







「何ていう名前なの？」








「うーん…」







僕は少し考えてからぱっと思いついた名前を口に出した。









「みらい…」









「みらいちゃんかぁ…可愛い名前だね」








『あーうっ！』








みらい…









パパ頑張るよ









これから、よろしくね。

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