あ、えと…何も見てないです！ (青)

五秘密 ページ6

ころんくんside

キーン…コーン…カーン…コーン……

放課後を表すチャイムが鳴った

すると廊下の奥から萌が走って来るのが見えた

萌「論くーん♡」

萌だった

「ん、」

萌「もぉ、萌ぇ、楽しみすぎてぇ、早く来ちゃった♡」

「あっそ、」

萌「さ、早く行こ♡」

ｸﾞｲｸﾞｲと引っ張られ、渋々ペースを合わせて歩いた

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誰も居ない教室を探して、隣のクラスを使うことにした

萌「早くぅ♡」

猫撫で声を出して押し倒してくる萌

正直言って、気持ち悪い

萌は顔と体は良いが、性格は裏表が激しい

女子の大半が嫌う性格だ

萌「何にもしないならぁ、萌からヤっちゃうね♡」

そう言って行為を始めた

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行為が終わり、服を着る

萌は満足そうな顔をしていた

時間を確認すると、6時を指していた

互いに服をしっかりと身につけたのを確認し、僕は萌に一言告げた

「別れよ」

萌「…………は？」

一瞬、誰かと疑うような声を萌は発した

「だから、わ･か･れ･よって言ってんの」

萌「い……わ…い」

「え、何？なんて？」

萌「意味分かんない！」

そう言って、萌は僕に掴みかかってきた

「ちょ、離せっ！」

僕はバランスを崩し、萌を押し倒してしまった

その時＿＿＿＿





ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ





･





･





･





･





「…。」





『え…と、、』





『失礼致しましたｯｯ！！』





ﾀﾞﾝｯ





知らない女に見られてしまった





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