傷跡 ページ3
〇〇「A、見して。」
まただ。
最近は一週間に一回だったのが、
二日に一回、一日に一回、半日で一回、、、
というペースになってる。
正直、【幸せ】なんていう感情を忘れるぐらいだった。
だから、今日けじめをつけるために
「・・・ねぇ、もうやめようよ。」
って言った。
そしたら案の定うまくいくはずもなく、
〇〇「は?」
って言われちゃった。
もう、正直に言わないと終わらないって思った。
「もう、束縛なんていやだよ。
私たち終わりにしよう?」
こんな言葉を遂に言ってしまった。
我慢の限界だったんだと思う。
でも、現実は甘くなんてなかった。
[バチン!]
「え?」
フリーズした。
彼が唯一してこなかった、【暴力】をふるったから。
とうとうこれも・・・。
〇〇「お前は黙って俺の言うことを聞けばいいんだよ!」
そうか、私が彼をここまでにさせてしまったのか。
私が悪いんだね・・・。
だから今度は私が【我慢】しないといけない番なんだね・・・。
もう、私はここから逃げ出せない。
永遠に日常に帰ることが許されないんだ。
幸せだった日々を思い出したら辛いだけ。
だから、これが普通だと思わなきゃいけない。
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作者名:a y a猫 x他2人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=monakaN
作成日時:2017年10月2日 23時