一目惚れ (ページ28)

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母からの折り返しを待ってる間に式場にキャンセルの連絡をしてキャンセル料等の話を聞いた

ナムジュンさんは母からの折り返しをギリギリまで待っていてくれたけど会議の時間に間に合わなくなるからと行ってもらった

NJ「．．．A間に合うように戻るよ。大丈夫だから。」
「うん．．．。気を付けて行ってきてください。」
NJ「うん。ありがとう。．．．行ってきます。」
「はい。。。行ってらっしゃい．．．。」

ナムジュンさんが部屋を出るのを見送ったあと急に不安が押し寄せてきた
サラさんが私の手を握ってくれて

SR「大丈夫。」
V「うんうん。僕たちが居るからね。」
SG「．．．とりあえずメシ食お。」
「はい。そうですね。」
SR「連絡来ちゃうとアレだしルームサービスにしちゃう？」
V「おぉ♪それなら何がいいかなぁ〜♪メニュー持ってきますね〜♪」

すぐ元気づけてくれる優しい人達．．．
大丈夫だって思わせてくれるように．．．

ルームサービスを待ってる間に会社の昼休みの時間になり早速上司に連絡を取り事情を説明した
そして退職願の話もすると

上司「．．．。そういう事情なら無理にとは言えないが君には今度のプロジェクトを任せたかったんだ．．．
君は仕事が丁寧で相手の気持ちを汲み取る力に長けているからね。取引先からの評判が凄くいいし後輩社員やパートさんまで君を信頼してる。出来れば辞めては欲しくないんだよ。会社もかなりの痛手になるしな．．．。もう少し考えてくれないだろうか。」

そう言って貰えた
今の私にはその言葉だけで充分だった
復帰がいつできるかも分からない状態だし早く復帰をしなくては迷惑だとそれがストレスになるのがわかっていたからだ

「そんな事を言って頂けるなんて思ってもいませんでした。ありがとうございます。
．．．本当に有り難いお話なのですが復帰するのに精神的にどれくらいの時間がかかるのか全くわからない状態で．．．
急な事で会社や皆様に失礼な事をするのですがやはり退職をさせて頂きたいと．．．思います。
大変申し訳ないのですが皆さんに呉々もよろしくお伝えください。」

私の思いを理解してくれた上司へ御礼を言い電話を切った
涙が溢れて止まらなくなるとサラさんユンギさんテヒョンが慌てて私の傍に来て手や肩や背中を摩ってくれた

大丈夫．．．
そう思いたいけどかなりキツい．．．