第37話ッ!! ページ42
「……A、様…」
『おう。』
「…何故わたしを、わたしなんかを、」
『約束しただろう。死ぬなと。…それに、お前に死んでもらっちゃあ困る。』
じっとAはンドゥールを見る。
『ンドゥール、お前に頼みがある。』
_________
______________
『テレンス。』
「A…!!帰ってきたのか?」
『あぁ、DIOは寝ているか?』
「DIO様なら先程最上階に「わたしなら此処に居る。」DIO様。」
現れたのは此処の館の主であるDIOだった。
Aをじっと見つめ、ゆっくりと此方へ歩いてくる。
目の前で立ち止まったDIOはAをじっと見下ろす。
その空気に耐えられずテレンスは冷や汗を流す。
「帰ってきたのだな。」
『あぁ、約束通り…此処に帰ってきたぜ。』
「それで良い。どちらにせよ、お前の居場所はこのDIOの元だけなのだからな。」
『それもそうか。』
そう言ってAは笑う。
DIOは苦笑いをし、Aの肩を軽く叩く。どうやらDIOなりに安心したらしい。
テレンスは驚きつつA達を見た。
DIOの首には“
DIOはDIOで嫌がる素振りも無く、寧ろ口元を緩めていた。信頼する友Aが帰ってきた事が嬉しいのだろう。
その表情に、その姿に再びテレンスは驚く。
DIOは餌の吸血の仕方が荒くなった。血の一滴も残さず吸血していたのだが最近では絨毯を買い替えなければいけない程に雑になっていたのだ。
それも、Aが館から姿を消す度に。
そう、DIOの中でAという存在は大きく、なくてはならないものとなっていた。
「(あのお方をここまで変えてしまうのか。)」
だが、影響されているのはDIOだけではなくテレンスも同じであった。
あの日、アメリカでAと出会いDIOの元で仕え数年、色の無かった自分の世界がたったの数年でDIOとAによって沢山の色に塗りたくられた。
ヴァニラもDIOの部下になれた事にこれまで喜ばしい事はないだろう。
それに、Aと話す時のヴァニラは何処かいつもと違い、本来の姿があれなのだろう。
彼は一体どれだけ周りの人間を影響していくのか。テレンスはそれが気になり、楽しみでもあった。
「(もしかしたら、DIO様より恐ろしいのはAなのかもしれないな。)」
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神羅課長(プロフ) - RUGIさん» そうだったんですか!!!と、言うことはワンピースの方も同じ感じなんですかね？？ (2020年1月8日 16時) (
レス) id: 700bfcfee7 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - 神羅課長さん» まだ完結はしておりません！私がただ作品名が全く思い浮かばずチートだから「その強さ、神ですか？」にしようとそれが何作品も増えてしまっただけです汗 なので結論的に言うとそれぞれ別ルートです！(私こそ語彙力がなくてすみません汗) (2020年1月8日 15時) (レス) id: 23a9fd6e5d (このIDを非表示/違反報告)
神羅課長(プロフ) - RUGIさん» そうなんですか!!ち、ちなみに〜「その強さ、神ですか」は完結ですか？HUNTER × HUNTERに繋がったので(語尾力なくてすみません) (2020年1月6日 11時) (レス) id: 700bfcfee7 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - 神羅課長さん» もちろん、完結していないので更新します！ですがいつ更新するのかはまだ決めておりません汗 (2020年1月6日 10時) (レス) id: 23a9fd6e5d (このIDを非表示/違反報告)
神羅課長(プロフ) - こんにちは!!!忙しいのを承知でお聞きします。まだこの作品更新しますか？？ (2020年1月6日 9時) (レス) id: 700bfcfee7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RUGI
| 作成日時：2019年3月17日 19時
