第27話ッ!! ページ29
「おい、これはどうなっている。何故おれが本に閉じ込められているのだ。」
『まじか。こんな事も出来たのか。』
《コノホンニカカレタモノタチハ、スベテホンニトジコメルコトガデキル。アルジ、ダシタイノナラバネガウノデス》
『願う…、“
青い炎と共にDIOが本の中から出てきた。Aの方をじっと見る。
「このDIOを差し置いて何でも有りだな
『完璧に怒ってるな。』
_______
___________
「…成程、そういう事だったのか。」
『だから、今のDIOに近付くと面倒な事になるぞ。特にヴァニラ。』
「だがしかし…」
『テレンスは負を感じた者の魂を人形に閉じ込める悪趣味「おい、」で、ヴァニラは喰らったものを亜空間へ送る。』
「…」
『じゃあ、DIOは何だ。』
「「!!」」
そう。
スタンド使いにはそれぞれ他者とは別のものを一つ備え持っている。
だが、DIOのスタンドは未だ殴る、蹴るといったそういうものしか持っていなかった。
それはどのスタンドでも出来る事。
最近のDIOは何処か…いや、確実に機嫌が悪いのだ。何処か苛ついており、餌である女性を吸血する回数が増えた。
女性の恍惚とした表情の亡骸を綺麗に掃除するのはヴァニラ。
流れ落ち絨毯や床に流れる血液を掃除するのがテレンス。
ヴァニラは兎も角、テレンスにとっては何ともきつい作業だろう。血は取れにくいのだから。
Aもこれは流石に困り溜め息を吐いた。
---------
『おい、DIO。』
「…何だ。」
『お前、苛つく気持ちも分かるが少しは考えろ。何を焦る必要があるんだ。』
「焦る、だと?このおれに向かって何を言っているのか分かっているのか貴様。」
『分かってるケド。お前さ、何でスタンドの能力が未だに発現しねえのかよく考えたか?』
「何が言いたい。」
『お前の能力が発現しないのは、普通じゃあ有り得ない禁忌的な能力を持っているから未だに発現しないんじゃあねえの?』
「…」
『お前は唯でさえ人外……だからこそ無くはない有り得る話。
.
.
.
_________
Aの左右異なる瞳がDIOの紅い瞳を捉えた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 225人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジョジョの奇妙な冒険」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
神羅課長(プロフ) - RUGIさん» そうだったんですか!!!と、言うことはワンピースの方も同じ感じなんですかね？？ (2020年1月8日 16時) (
レス) id: 700bfcfee7 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - 神羅課長さん» まだ完結はしておりません！私がただ作品名が全く思い浮かばずチートだから「その強さ、神ですか？」にしようとそれが何作品も増えてしまっただけです汗 なので結論的に言うとそれぞれ別ルートです！(私こそ語彙力がなくてすみません汗) (2020年1月8日 15時) (レス) id: 23a9fd6e5d (このIDを非表示/違反報告)
神羅課長(プロフ) - RUGIさん» そうなんですか!!ち、ちなみに〜「その強さ、神ですか」は完結ですか？HUNTER × HUNTERに繋がったので(語尾力なくてすみません) (2020年1月6日 11時) (レス) id: 700bfcfee7 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - 神羅課長さん» もちろん、完結していないので更新します！ですがいつ更新するのかはまだ決めておりません汗 (2020年1月6日 10時) (レス) id: 23a9fd6e5d (このIDを非表示/違反報告)
神羅課長(プロフ) - こんにちは!!!忙しいのを承知でお聞きします。まだこの作品更新しますか？？ (2020年1月6日 9時) (レス) id: 700bfcfee7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：RUGI
| 作成日時：2019年3月17日 19時
