第七話 ページ8
『何か、トリオン量を増減したり、探知したりすることが出来るらしいです、以上。』
サイドエフェクトの名前言われたんだけど、忘れたからもういいや。
「おー、凄いサイドエフェクトだね。」
「Aが持ってるのが残念ですけど。」
『烏丸ァ、聞こえてっからな。』
「道理でアタシのメテオラが避けられるわけね。」
桐絵先輩、今日も可愛いです。
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何故私はこのエリートと歩いている。
というか噂の後輩にいい加減会いたいんだけども!!
『そういえば私って本部所属ですよね。もう誰も私の存在に気付いてないのでは…?』
というか、絶対辞めたとか思われてるよね?
だってボーダーに入隊してからどれだけC級にステイしてた?あれ、悲しいんだけど!!
「大丈夫、國神ちゃんはちゃんと有名になるから。おれのサイドエフェクトがそう言ってる。」
『いや、有名にならずとも普通に挨拶交わせるくらいがいい、平凡がいい。』
あ、おはよう。
うん、おはよう。
今日もしかして防衛任務?
そうそう、昼からね。
そっか、お互い頑張ろうね〜……みたいな!!
そんな会話してみたい!!
「そっかー、國神ちゃん学校で友達ゼロだもんね。」
『おい待てどこでそれを聞いた。烏丸か、烏丸だろ。』
「京介が國神ちゃんは友達ゼロで前一人でぼっち弁当してましたって言ってたからさ。」
あ、あの野郎…!!
テストのことは驚愕してたが友達の話はすぐ興味失せてたくせに…許さん。
『というか、私ゼロだなんて一言も言ってないですけど!!確かにクラスに友達いないですけど他クラスにはちゃんと一人や二人いますからね!?』
いるから、ちゃんといるからね!?
だからそんな哀れんだ目で私を見るなァァー!!
「さて、ところで國神ちゃんに質問。國神ちゃんが入隊して今年は何年目かな。」
『15年。』
「はい違いまーす。三年目でーす。つまり、Aちゃんは約一年C級にステイしてたんだよ。」
『アンタは私のメンタルを潰してそんなに楽しいか。』
絶対楽しんでるだろ。
私という玩具で毎日毎日凝りもせず私の豆腐メンタルをグチャグチャにして楽しんでるだろ。そうだろ?なあ。
「そんな國神ちゃんに手伝って欲しいことがある。」
『あ、お断りします。』
「いちごケーキ、好きだよね?」
『やらせていただきます。』
「よし、じゃあ今夜ここに集合ね。」
『は?』
きょ、今日だとォォォーーーー!!??
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RUGI(プロフ) - ルカさん» コメントありがとうございます!私の友人がまさにこれだったので参考にしました笑 (2021年2月23日 11時) (レス) id: 1fcdf44583 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ - 私の姉も中学の入学式インフルで休んで学校行ったらグループできてたって言ってましたw (2020年3月4日 1時) (レス) id: 46d217bb62 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - フウさんさん» ありがとうございます!!続編を少し前に解放したので是非どうぞ!! (2020年2月12日 19時) (レス) id: 23a9fd6e5d (このIDを非表示/違反報告)
フウさん(プロフ) - なるほど!分かりました!無理せず更新頑張ってください! (2020年1月26日 23時) (レス) id: 034afd8dc6 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - フウさんさん» コメントありがとうございます!!実は続編は下書き中なのでまだ公開しておりません汗 準備ができ次第させていただきますのでこれからもよろしくお願いします!! (2020年1月26日 23時) (レス) id: 23a9fd6e5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RUGI | 作成日時:2019年9月20日 23時