第四十七話 ページ48
《どうだ。》
『米屋先輩がバッグワーム付けてこっちに向かって来てます。でも一番近いのは駿ですね、どうします?』
《周りに警戒しながら緑川を取りにいけ。俺は米屋を取りにいく。》
『あ、でもそっちは出水先輩がマークしてるので気を付けてください。』
《あぁ、分かった。》
ふははは!!
もうどうにでもなれェーーーーッ!!!
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「あちゃー、やっぱりA先輩が来ちゃったかー…」
『私も出来れば全員と会いたくなかった!!』
「いやそれは無理でしょ!!」
グラスホッパーを使ってスコーピオンで攻撃を仕掛けてくる緑川にAは孤月で受け止める。
Aが片手をぴくりと動かすと緑川は慌てて距離をとった。
『げっ、こりゃ早くしないと面倒!!』
暫くぶつかり合った後、何かに気付いたAは孤月を片手で振り、珍しく自ら攻撃を仕掛けた。
それと同時に片手からキューブを出す。
『
「はあ!?嘘でしょ!?」
《戦闘体活動限界
その場から一人が姿を消すと同時に新たな人物が姿を現す。
「おー、派手にやったなあ。」
『もう帰ってもいいですか!!』
「つれねぇこと言うなよ、なあA。」
『言ってることナンパみたいですけど、手に持ってるモン見て違うと分かりました。』
「何言ってんのお前。」
太刀川の孤月をAは両手で握り、同じく孤月で受け止めた。
Aの方が力で押されている。
「お前、孤月かってえな!!」
『そりゃトリオンでガチガチにしてますから。』
「そうかそうか!!」
力で負けてAは少し距離ができると太刀川の構えを見て顔を引き攣らせ孤月を構えたまま避けた。
「“旋空弧月”」
『ッぶな!!』
「これでも孤月折れないのか!!やべ、面白くなってきた!!」
『私は面白くないでーーすッ!!』
バイパーを出してAは太刀川と距離を縮めて粘る。
「うわー、マジか。」
『え、なに、何!?』
「残り俺たちだけらしい。」
『ナンダッテーー!?風間さんんん!?』
《悪い、出水に不意を付かれた。》
『じゃあこれ太刀川さんか私が飛んだら終わりですか…?』
《そうだ。》『いや無理ーーーーーーー!!』
と言いつつ何とか攻撃を受け止めるAであった。
チャンチャンッ!!
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RUGI(プロフ) - ルカさん» コメントありがとうございます！私の友人がまさにこれだったので参考にしました笑 (2021年2月23日 11時) (
レス) id: 1fcdf44583 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ - 私の姉も中学の入学式インフルで休んで学校行ったらグループできてたって言ってましたw (2020年3月4日 1時) (レス) id: 46d217bb62 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - フウさんさん» ありがとうございます！！続編を少し前に解放したので是非どうぞ！！ (2020年2月12日 19時) (レス) id: 23a9fd6e5d (このIDを非表示/違反報告)
フウさん(プロフ) - なるほど！分かりました！無理せず更新頑張ってください！ (2020年1月26日 23時) (レス) id: 034afd8dc6 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - フウさんさん» コメントありがとうございます！！実は続編は下書き中なのでまだ公開しておりません汗 準備ができ次第させていただきますのでこれからもよろしくお願いします！！ (2020年1月26日 23時) (レス) id: 23a9fd6e5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RUGI
| 作成日時：2019年9月20日 23時
