第四十話 ページ41
「お前、國神Aだろ?」
『は、はあ…そうです。えっと、どちら様…?』
防衛任務の帰り、本部を歩いていたら変なのに絡まれた。
いや、見た目が昭和のヤンキーに絡まれた。
り、リーゼント…。
「オレ当真勇。よろしくな、Aチャン?」
あ、この人やばい。
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「おぉ、これも食うか?」
『ありがとうございます。』
あれ?
何で私はこの人と一緒にお菓子食べてるんだっけ?あ、この焼き菓子美味しい!!
「お前よくチョロいとか言われねぇ?」
『え!!そんなまさか!!』
嘘です、あります。
もう何度も言われたことあります。
「わっかりやすいなぁ。」
『ありがとうございます。』
「褒めてねぇよ。」
背中をバシりと叩かれた。
だから容赦ないって…、というかさっき会ったばっかですよね?
ねえ、ボーダーって初対面でもこういうノリなの?
「そういえば太刀川さんから初戦で三本取ったらしいな。」
『次はボロクソにされます。気付いたらやられてますよ。』
「ぶはっ!!お前ネガティブ過ぎだろ!!」
『ところでA級2位の当真先輩が何故私なんかに声をかけたんです?』
「別に理由なんてねぇよ。噂の張本人を見かけたから声かけただけだぜ。お前、争奪戦の後すぐどっか行っちまうし。」
『それバリバリ理由っすよね?てか争奪戦の時いたんですか!?いや待てよ…あ!!美形と眼鏡の他にいたもう一人のスナイパーって!!』
「オレだな、それ。まあ、会う前に木虎にやられたけど。」
マジかい!!
結構前にこの人と会ってたのね。
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あれから当真先輩の隊の人達がきてそれはもう疲れた。うん、疲れた。
何かね、個性的な人ばっかりだった。
隊長の冬島さん?は女子高校生が苦手らしい…だから最初は目も合わなかったわけだ。でも途中から頭を撫でられるまで進展したぞ、何故。
真木理佐先輩はもうなんかすごかった。
すごくしっかり者で多分、ダラダラしてそうな当真先輩のわりには隊室が綺麗だったのはこの人がいるからだろうなーって思った。あと少し怖い。
「A、この二人に何かされたら言って、いいね?」
『りょ、了解!!』
こりゃ逆らえんわけだ。
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RUGI(プロフ) - ルカさん» コメントありがとうございます！私の友人がまさにこれだったので参考にしました笑 (2021年2月23日 11時) (
レス) id: 1fcdf44583 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ - 私の姉も中学の入学式インフルで休んで学校行ったらグループできてたって言ってましたw (2020年3月4日 1時) (レス) id: 46d217bb62 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - フウさんさん» ありがとうございます！！続編を少し前に解放したので是非どうぞ！！ (2020年2月12日 19時) (レス) id: 23a9fd6e5d (このIDを非表示/違反報告)
フウさん(プロフ) - なるほど！分かりました！無理せず更新頑張ってください！ (2020年1月26日 23時) (レス) id: 034afd8dc6 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - フウさんさん» コメントありがとうございます！！実は続編は下書き中なのでまだ公開しておりません汗 準備ができ次第させていただきますのでこれからもよろしくお願いします！！ (2020年1月26日 23時) (レス) id: 23a9fd6e5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RUGI
| 作成日時：2019年9月20日 23時
