第三十六話 ページ37
『……』
ねえ、私って何かしましたか?今はレイジさんに言われた通り大人しくしているはずですが、何かしましたか?
何でこんなに視線を感じるのだろうか。
「國神さん!!君も援護してくれていたのか!!」
『あ、ああ嵐山さん!!』
嵐山さんだァーーー!!あの争奪戦以来まともに会話をしていない、というか会っていなかったけど…相変わらずかっこいいですね!!
「特級戦功おめでとう!!新型を十体も倒すなんてすごいじゃないか。流石、迅の弟子だな。」
『あ、あ〜…はは。はい。』
会えたの嬉しいです、嬉しいんですけど……その話は今ここではやめて欲しかったです!!
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「おっ、Aじゃん!!」
『ん?ぐえッ!!』
勢いよくぶつかった反動で少し吹っ飛ばされる。ちょ、トリオン体じゃなかったらどうするんだよ!!
「わり〜、わざとじゃねえんだなコレが。」
『アンタ謝る気ないだろ。』
「と思うじゃん?」
思ってねぇーよッ!!
あんなに勢いよく突っ込むやつがおるかァ!!
ん?何か先輩の足をよく見たらゼリーみたいなのに覆われていた。
『戦闘中に何遊んでるんですか。』
「ちげえって。これ戦いの時に付けられたんだっての。」
『へぇー…』
「お前信じてねーな?」
『!?ちょ、痛い、何するんだおい!!』
「トリオン体だから痛くねーだろ。あと敬語使えよAチャン。」
ちょッ、おま、いきなり頭ホールドするのはないだろ!?
誰かこの人止めて!?このバカ止めて!?
今度は近くで何かがふってくる音がしたと思ったらこちらに駆け寄る音がする。
今度は何!?
「やっぱりA先輩だ!!」
お前かァァァーーーーーー!!
「よお、緑川。今取り込み中なんでな、後にしろよ。」
「えーー、いいな。オレもやりたい!!」
『そうじゃねぇだろ!!助けろ!!このバカ止めて!?』
「だァれがバカだって?」
『お前の他に誰がいるの!?あ、迅さんバカもいた。』
「よねやん先輩〜、ホールド強で!!」
「あいよ〜。」『このガキーーー!!』
結局この後嵐山さんが止めてくれた。
やっぱり桐絵先輩同様、神ですね。
「緑川と米屋と仲がいいな!!」
嵐山さんって天然なのかな。
コレらと私が仲良しに見えるなんて、嵐山さんが悪い人に騙されないか心配だな。
「そんなんですよ、オレら仲良しなんですよ〜。」
「今日も模擬戦する予定だもんね!!」
『やらねぇよ。』
「よねやん先輩!!」「はい連行。」
ンの野郎!!
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RUGI(プロフ) - ルカさん» コメントありがとうございます！私の友人がまさにこれだったので参考にしました笑 (2021年2月23日 11時) (
レス) id: 1fcdf44583 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ - 私の姉も中学の入学式インフルで休んで学校行ったらグループできてたって言ってましたw (2020年3月4日 1時) (レス) id: 46d217bb62 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - フウさんさん» ありがとうございます！！続編を少し前に解放したので是非どうぞ！！ (2020年2月12日 19時) (レス) id: 23a9fd6e5d (このIDを非表示/違反報告)
フウさん(プロフ) - なるほど！分かりました！無理せず更新頑張ってください！ (2020年1月26日 23時) (レス) id: 034afd8dc6 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - フウさんさん» コメントありがとうございます！！実は続編は下書き中なのでまだ公開しておりません汗 準備ができ次第させていただきますのでこれからもよろしくお願いします！！ (2020年1月26日 23時) (レス) id: 23a9fd6e5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RUGI
| 作成日時：2019年9月20日 23時
