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第三十四話 ページ35

『あ!!レイジさーーーーん!!』

「来たか。」

「相変わらずうるさいな。」

『んだと烏丸ァ!!』


思いっきり烏丸を睨み付けたかと思えば今度は顔を引き攣らせる。


「どうした?」

『ひぃッ!!や、ヤンキー!!』

「あァ!?誰がヤンキーだッ!!」


諏訪だった。



___________






________________

未だにびびるAの頭を烏丸が叩き、頭をおさえ睨み付ける。



「睨む余裕があるなら目の前の敵を蹴散らしてこい。」

『言われんでも分かっとるわ!!お前だと思ってやってやらァ!!』

「お前が削った所を俺達が潰す。行け。」

『人使いが荒いよレイジさん!!』




ころころと態度の変わるAに大丈夫なのかと顔を顰める諏訪に堤はまあまあと柔らかい口調で話す。





Aが近海民(ネイバー)の方へ駆け出すとそれを狙い攻撃を仕掛けてきた。
バイパーを咄嗟に出して、その攻撃を全て撃ち落とす。





『日頃の恨みじゃァァァーーー!!バイパー+メテオラ…トマホーク!!』





トリオンを増量したトマホークはシールドを重ねる近海民(ネイバー)を蜂の巣にした。そして、次は孤月を出してシールドごとぶった斬った。
それを黙って見ていた烏丸はレイジを見る。




「俺、あいつに何かしました?」

「いや、Aが精神不安定なのは今に始まったことじゃない。気にするな。」

「そうすね。」

「じゃねェーーだろ!!」





そんな二人にツッコミを入れるのはやはり諏訪洸太郎。
笑いながら弾を放つAを指差す。




「何だよあの攻撃はァ!!重ねたシールドを孤月一振りでぶった斬ったぞ!?」

「相手の攻撃をバイパーで全て撃ち落としていましたね。彼女がそうですか。」

「何で冷静何だ堤ィ!!」

『や、ヤンキーが怒ってる!?すみませんでしたァーー!!』

「だからヤンキーじゃ…っておまッ、いつの間にここに!?」




驚いてタバコを落としそうになる諏訪にうるさいとレイジが言うとまた騒ぎ出す。



『あ、レイジさん。烏丸だと思って大体は削ぎましたので後はどうぞ。』

「お前は俺に何の恨みがあるんだ。」

『知らなくてよろしいッ!!』

「じゃあ俺も近海民(ネイバー)をお前だと思って撃つ。」

『なん、だと…!?』




そのやり取りに聞いていた堤は思わず小さく笑ってしまうのだった。

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RUGI(プロフ) - ルカさん» コメントありがとうございます!私の友人がまさにこれだったので参考にしました笑 (2021年2月23日 11時) (レス) id: 1fcdf44583 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ - 私の姉も中学の入学式インフルで休んで学校行ったらグループできてたって言ってましたw (2020年3月4日 1時) (レス) id: 46d217bb62 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - フウさんさん» ありがとうございます!!続編を少し前に解放したので是非どうぞ!! (2020年2月12日 19時) (レス) id: 23a9fd6e5d (このIDを非表示/違反報告)
フウさん(プロフ) - なるほど!分かりました!無理せず更新頑張ってください! (2020年1月26日 23時) (レス) id: 034afd8dc6 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - フウさんさん» コメントありがとうございます!!実は続編は下書き中なのでまだ公開しておりません汗 準備ができ次第させていただきますのでこれからもよろしくお願いします!! (2020年1月26日 23時) (レス) id: 23a9fd6e5d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:RUGI | 作成日時:2019年9月20日 23時

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