第三十二話 ページ33
「國神隊員。」
『は、はい…!!』
私は今ピンチである。城戸司令に呼ばれて今まさに目の前で難しい顔をした城戸司令が目の前にいる。
私は一体何をしたの!?
「近界への遠征の話は知っているか。」
『…あぁ、迅さんから聞きまし、た。』
「ならば話が早い。君には遠征部隊に入ってもらう。」
『………え、………えェーーーー!?』
___________
______________
「あぁーー、もう、最悪な未来の方を選んだね。」
『何で前もって教えてくれないんですかー!!』
「ギリギリまで分からなかったんだよ…今いろいろ忙しいのに。」
私のせいにするなッ!!
元々それ決めたの城戸司令だから私じゃないからねー!!
「だから國神ちゃんにはまた少し手伝ってもらいたいんだよ。」
『え〜…』
「そういう顔してもダメ。大丈夫、レイジさんと京介も一緒だから。」
『いやそれ不安しかないです。』
烏丸とレイジさんだと?
どっちもスパルタな奴らじゃないか。え、何?また二対一で私をズタボロにするんですか?
「はい違いまーす。まあ正確に言うとレイジさんと京介のフォローだね。」
『尚更不安しかないです。私がA級トップクラスの部隊のフォロー?逆にフォローされる側でしょ。』
「ほんっとーに國神ちゃんはネガティブだね。いい加減自信持ちなよ。」
項垂れる私を無視して迅さんは次の話を進めだした。
ちょっと私の話を聞いて!!
もうガロプラがなんだとかヒュースがなんだとか耳に入ってこないんだから!!
「強くなった國神ちゃんのお披露目会だ。」
『あぁ〜、笑いものにされるんだ…』
「ねえ…いい加減直しなよそのマイナス思考。」
『本当のことじゃないですかーー!!』
「はいはい。」
頭を撫でても嬉しくないからね!!元気になんかならないからね!!
もう遠征部隊に入れだのガロプラがどうとか頭の中がごちゃ混ぜになって分からない。
「ちなみに城戸さんの命令で対外秘だから。」
めっちゃハードル上げるやん。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 333人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ワールドトリガー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
RUGI(プロフ) - ルカさん» コメントありがとうございます！私の友人がまさにこれだったので参考にしました笑 (2021年2月23日 11時) (
レス) id: 1fcdf44583 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ - 私の姉も中学の入学式インフルで休んで学校行ったらグループできてたって言ってましたw (2020年3月4日 1時) (レス) id: 46d217bb62 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - フウさんさん» ありがとうございます！！続編を少し前に解放したので是非どうぞ！！ (2020年2月12日 19時) (レス) id: 23a9fd6e5d (このIDを非表示/違反報告)
フウさん(プロフ) - なるほど！分かりました！無理せず更新頑張ってください！ (2020年1月26日 23時) (レス) id: 034afd8dc6 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - フウさんさん» コメントありがとうございます！！実は続編は下書き中なのでまだ公開しておりません汗 準備ができ次第させていただきますのでこれからもよろしくお願いします！！ (2020年1月26日 23時) (レス) id: 23a9fd6e5d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：RUGI
| 作成日時：2019年9月20日 23時
