第二十二話 ページ23
あれから迅さんに修の状態やレプリカのことを聞いた。
私は何も言えなかったけど、また訓練付けて欲しいと頼んだら少し笑って頷いてくれた。
あ、そんな顔できるのか。と思ったら頭を叩かれた。容赦ねぇ………、
いつの間にか朝日が昇り始め、下に行こうとする迅さんの後をついてリビングに入ったら何故か凄い目で見られた。え?何か変ですか?
あ、そうか。
『おはようございます。』
「「じゃないでしょ〜〜ッ!!/わよーーッ!!」」
栞先輩と桐絵先輩に怒られた。
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『え、ちょ、無理無理!!本当に嫌だ!!』
待って本部に呼び出しってどゆこと!?
私何かしました!?
大規模侵攻中に邪魔な家を破壊しようとしたこと!?勝手に動き回ってたこと!?
あ、意外と心当たりあるわ。
『じゃないーーッ!!本当に嫌だって無理ですって!!』
「でも忍田さん達呼んでたから。」
『上層部かよォォォーーーー!!』
忍田さんってあの人だよね?
ボーダー入隊した時に壇上にいた人だよね?それっきり見たことないけど。
『迅さん、私何かしました。』
「したけどいい事だから大丈夫。失礼しまーす。」
『ちょ、し、失礼しますッ!!』
入るよくらい言えよ!!声が裏返ってしまったじゃないか!!
ここに入って数秒、もう限界。
トリオン体なら玉狛にベイルアウトできる。あは、やろうかな。
「國神くん。」
『!?は、はい。』
いきなり忍田さんに呼ばれびっくりした。
あれ…怒って、ない。
「君のおかげで攫われず助かったとC級隊員から聞いている。ありがとう。」
『え、…はい。』
「そう固くならなくてもいい。その様子じゃ…戦功の話も聞いてないようだな。」
ん?戦功?何だそれは。
「國神ちゃんは新型を10体撃破して、黒トリガーの人型近界民と戦って援護したから特級戦功をもらったんだよ。」
『新型?…あぁ、あのキモウサのことですか?10体って、モールモッドの方が多くたおしたんですけど。』
「キモウサって…、まあラービットっていうんだけどねあれ。それに強かったでしょ?」
『確かにサイドエフェクトがなかったら大変なことになってました。』
あいつマジで硬かったもん。
孤月折れるのかと思ったわ、トリオンで強化しといて良かったうんうん。
……忍田さん、何でそんな顔しているんですか。
「そういえば、國神ちゃんがサイドエフェクト持ってるってこと報告していなかった。」
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RUGI(プロフ) - ルカさん» コメントありがとうございます!私の友人がまさにこれだったので参考にしました笑 (2021年2月23日 11時) (レス) id: 1fcdf44583 (このIDを非表示/違反報告)
ルカ - 私の姉も中学の入学式インフルで休んで学校行ったらグループできてたって言ってましたw (2020年3月4日 1時) (レス) id: 46d217bb62 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - フウさんさん» ありがとうございます!!続編を少し前に解放したので是非どうぞ!! (2020年2月12日 19時) (レス) id: 23a9fd6e5d (このIDを非表示/違反報告)
フウさん(プロフ) - なるほど!分かりました!無理せず更新頑張ってください! (2020年1月26日 23時) (レス) id: 034afd8dc6 (このIDを非表示/違反報告)
RUGI(プロフ) - フウさんさん» コメントありがとうございます!!実は続編は下書き中なのでまだ公開しておりません汗 準備ができ次第させていただきますのでこれからもよろしくお願いします!! (2020年1月26日 23時) (レス) id: 23a9fd6e5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RUGI | 作成日時:2019年9月20日 23時