爺 2 ページ22
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「俺は、皆が好きになるヒョンの魅力を知りたくないんです」
『……』
「ただでさえ…」
「ヒョンを、見てしまう、から」
『…ユンギ』
少し恥ずかしげにそう呟くユンギ、その姿を見ると可愛らしくて愛しさが込上がってくる気がする
名前を呼べば時間は経たずにすぐ交わる視線。
『やっぱり可愛いよ、お前は』
俺が防弾のマネージャーを任されてすぐの時、1番に仲良くなったのは紛れもなくユンギだった
人見知りだったはずの彼は何故か事あるごとに俺の元へと近付いて来て
気付けばすぐに距離は縮まっていた。
それからの事だ、ユンギが俺の事を好きだと言ってくれたのは。
お互いが初めての事で、好きだと気付いたユンギにも、好きだと言われた俺も、双方がその当時は戸惑っていた。
簡単には受け入れる事の出来なかったユンギの気持ち、それを汲み取ったユンギは
仲良くなりすぎたことを後悔し、今までの事を全て忘れると言った
行動する時にはいつも隣にいて、暇があれば俺の所へ来てくれていたユンギ。
一気にその距離は開き、他のメンバーは一時期は気にしていたもののすぐにその事は消え去り
いつの間にか俺の隣には違うメンバーが入れ替わりになるようになった。
きっと俺が同性の男の事を少しだけ意識してしまったりするのは、ユンギのことがあってからだと思う。
今のユンギの気持ちは、きっと複雑で、ユンギにとってはすごく嫌なはずだ。
『ごめんな』
俺の言葉には何も反応を示さずに、膝の上にある手はキュッと強く握られている。
ユンギの小さくなる姿を、何故だか見ていられなくなり、俺はユンギを抱き締めてしまった。
「ちょ、ヒョン！」
『少しだけ』
振ったくせに、きっとユンギの頭の中はこの言葉で埋め尽くされて居るに違いない
だけど、こうせずにはいられなくなった。
「俺は何人目になるんですかね」
抵抗を諦めたと思えば、すごく小さな控えめな声が聞こえた。
俺が他のメンバーと何かしらがある事は知っているはず、ユンギは、鋭いから。
『さあ』
「酷いですよ、ヒョンは」
俺は、誰か一人を絞るとか、選ぶとか、そう言う事は絶対にしないよ。
そうすれば、誰かが傷つく事は目に見えてる。
それよりも、皆には内緒にしながら、皆を愛した方がいい。
それは皆が気付いていて、皆が望んでいることだと思う。
『好きだよ』
だからユンギ。
お前も俺に愛させて。
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タンパク質(プロフ) - ヒョンラインの濃厚？なシーンをかいて欲しいです。 (2018年6月23日 20時) (
レス) id: e7d8c66711 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)ユキ(プロフ) - マンネラインとのイチャイチャシーンを描いてほしいです！無理なら大丈夫です！これからも応援してます！ (2018年6月19日 20時) (レス) id: f36464d92b (このIDを非表示/違反報告)
たかのり(プロフ) - マネージャを退くのは悲しいので、ジョングク落ちでも、男主ハーレム落ちでもいいと思います！個人的には、男主がメンバー全員を愛する総攻めオチがいいです！ (2018年6月17日 12時) (レス) id: e7418c529b (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - ここは平和に落ちをつくらいというのはどうでしょうか？？もーかさんの作品永遠にみてられる気がするので日常のなかで７人に愛されるというのはどうでしょうか？？ (2018年6月16日 17時) (レス) id: c9f81a0240 (このIDを非表示/違反報告)
lie(プロフ) - 更新お疲れ様です。個人的には7人全員からの愛されがいいですが、ジョングクさん落ちでも堪らない感じ（語彙力）になりそうなので、作者様の思うようにやっちゃってください！！更新楽しみにしてます。 (2018年6月16日 17時) (レス) id: f672d0904e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もーか | 作成日時：2018年6月13日 19時
