・ ページ5
神山side
桐山「離せよ!」
照史くんを捕まえた俺たち。
さすがの照史くんでも俺たち4人の力には勝てず捕まっている状況。
重岡「神ちゃん。やって。」
俺はしげに言われて目の力を使うことに。
俺の目の力は人の心を素直にさせる力がある。
神山「あっくん。ごめんな?」
俺を鋭い目で睨むあっくんの目を見つめる。
すると、照史くんの心の声が聞こえてきた。
桐山(淳太……俺は尽くす……でも……)
神山「でも……?」
俺は顔を近づけた。
桐山「ふっ……」
あっくんがにやっと笑ったと思った…
神山「っ……!」
首筋に痛みが走り、俺は……照史に噛まれたんだと分かった。
貴『神山さん!』
小瀧「神ちゃん!」
みんなの声が聞こえる。首筋が暖かい。照史くんの牙が光ってる。
重岡「おい!ドア開いたぞ!」
しげの声を聞き前を見るとドアが出来ており、道が続いている。
藤井「はやく!こっちや!」
流星の声を頼りに首をおさえながらはしる。
ドサッ……
俺は足を掴まれてコケた。
神山「ここまでか……」
守ってやりたかった。このままついて行きたかった。そばにいたかった。けど俺の使命はAちゃんを生きて帰す。どんな形であろうとも。
俺は決心して叫んだ。
神山「みんな!先行ってて!後で行くから!」
貴『やだ!神山さんも……』
神山「流星!Aちゃんをここから離れさせて!」
俺が叫んだ時にはドアが締まりかけ。
Aちゃんの泣き顔が見えたあと完全に閉じた。
神山「1人か……」
もっと一緒にいたかった。戦いたかった。
止まることのない首の血をおさえながら一人照史に向かう。
重岡「一人で行かせるわけないやろ?」
走り出そうとすると肩を叩かれしげの声が。
神山「な……んで……?行ったんじゃ……」
重岡「ばか……一人で残すわけないやろ?消える時は神ちゃんと一緒やで?」
そう言いながら笑うしげはとても頼もしく見えた。
桐山「何ごちゃごちゃ話してるん?1人だろうと二人だろうと変わらんわ。」
しげは俺の首に口を近づけて首の傷を舐めてくれた。当然傷口はとじる。
重岡「いくで?」
神山「おう。」
2人で立ち向かって行った……
「「うぉぉぉぉぁぁ!」」
222人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Sexy West - 初見です!完結おめでとうございます!BADEND編とても面白かったです!次の〜Happy End〜編も楽しみにしています!これからも更新頑張ってください! (2017年5月14日 22時) (レス) id: 9ee1585301 (このIDを非表示/違反報告)
kamisigehappy(プロフ) - BADEND編、最後まで楽しく読ませて頂きました。とても面白かったです。 BADEND編お疲れ様でした(^ ^) (2017年5月14日 15時) (レス) id: 6c68bfb436 (このIDを非表示/違反報告)
kamisigehappy(プロフ) - 楽しく読ませていただいています。次の更新楽しみにしてます! (2017年5月1日 14時) (レス) id: 59b577947e (このIDを非表示/違反報告)
めぐみん(プロフ) - めっちゃ楽しいです!次の更新楽しみにしてます! (2017年4月19日 23時) (レス) id: 8b25f1c7f0 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - *122のJUMPっ子*さん» ありがとうございます!!!Bad Endこれからもがんばりますね!! (2017年4月9日 7時) (レス) id: 51e1914d91 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あんず | 作成日時:2017年4月8日 21時