おかゆ ページ3
Aside
私が目を覚ましたのは夕方頃。
貴『ん……』
重岡さんが運んでくれたのが12時頃だったから…
貴(4時間も寝たんだ……)
だいぶ体も楽になったし、下に降りようかな……と思っていた頃やった。
コンコン……
神山「入るよ……?」
わざと静かな声で入ってきてくれようとしてくれる神山さん。
貴『神山さん……』
神山「おぉ〜Aちゃん大丈夫かー?」
神山さんは私が起きてるとわかると明るい声で喋りかけてくれる。
貴『おかげさまでだいぶマシになりました〜……あの、迷惑かけてしまってすみません……』
神山「ええねんで?そや!おかゆ作ってんけど食べる……?」
神山さんの笑顔はほんとに癒される……
貴『じゃあ下に降りますね!』
神山「心配やから一緒に降りる笑笑」
そう言って神山さんは階段を降りる時も私の腕を掴んでいてくれた。
桐山「お……Aちゃん!大丈夫か?」
下に降りると皆さんが駆け寄ってきてくれた。
貴『あの……大丈夫ですよ?』
桐山「俺がベッドまで運んどけば……」
貴『そんなそんな!運んでくれたのは桐山さんだったんですね!ありがとうございます』
みんなで話していると……
重岡「お……おい……」
重岡さんが口を開いた。
貴『は……はい!』
重岡「あの……さ……えーっと……」
重岡さんは何か言いたそうな雰囲気を出している。
重岡「あの……」
中間「ほら、言うって決めたんやろ?」
重岡「でも〜……」
藤井「はやくー!Aちゃん困ってるで?」
何が言いたいんやろ?
重岡「えっと…俺さ、Aちゃんの事許されへんかってん。」
貴『は……い』
やっぱりダメなのかな?
重岡「でも、Aちゃんは俺のことを待っててくれた。かばってくれた。俺の気持ちを知ってくれてた。」
重岡「今までごめん。俺の考えが幼稚やった。やからさ……お願いがある。」
貴『はい。。』
重岡「今からでも遅くないか?」
今からでも……
重岡「俺達のメンバーにならへんか?」
私はこの言葉だけを待っていた。やっと……やっと皆さんに認めてもらえた。
貴『私なんかで……よければ……』
私の心はぽわっと暖かくなった。
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あんず(プロフ) - 淳太の奥さんさん» はじめまして!色々なシリーズ読んでくださりありがとうございます!Twitter大丈夫ですよ! (2017年11月30日 12時) (レス) id: 51e1914d91 (このIDを非表示/違反報告)
淳太の奥さん(プロフ) - はじめましてこんにち黒服のWESTくんヴァンパイアWESTおもろいですねシリーズ1のお風呂のシャンプーのシーン好きですええですねTwitterやってるのでフォローしてもええですか? (2017年11月29日 14時) (レス) id: 996d95ee70 (このIDを非表示/違反報告)
JUNTA MIU - こんばんは。シリーズ1からみています。もうめちゃめちゃ面白くて、ドキドキしながら見ています。読んでいて元気が出るという感じです。言葉が変だけどww。更新楽しみに待っていますので、頑張って下さい。 (2017年6月28日 21時) (レス) id: f0611a5e1b (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - まなさん» すみません。直しておきますね。他はありませんか (2017年6月3日 13時) (レス) id: 51e1914d91 (このIDを非表示/違反報告)
まな(プロフ) - それと、ページ19の、俺たちから、が折れた力になってますよ? (2017年5月16日 22時) (レス) id: c4badefa50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あんず | 作成日時:2017年3月28日 15時