黒服のＷＥＳＴくん 2

迫る影 ページ22

神山side



萩花さんが入ってから１週間程度経ったある日、おれは萩花さんに呼び出された。




萩花「神山くんごめんね？」





神山「いえいえ！どーしたんですか？？」





萩花「実は……最近ストーカーされてる気がして……」





ストーカー？






萩花「ほら、こういうお仕事やん？だから良くあることなんだけど……」





神山「お家まで送って行ったらいいですよね？」





萩花さん困ってるみたいやし……




萩花「お願い……できるかな？？」





萩花さんの担当黒服は重岡さんだけど……まぁいいよな？





萩花「じゃあよろしくねー！」






そう言うと萩花さんは店の中に戻って行った。





そこからはいつも通り。指名されたキャストのところに行ったり、お使いを頼まれたり……






萩花「じゃあお願いしまーす」





仕事はあっという間に終わり、萩花さんを送っていくことに。




神山「萩花さんの家って、どこですか？」




萩花「歩いて20分くらいのところのマンション」





神山「じゃあ、萩花さんは僕と少し離れて歩きましょう。。そのストーカーが見ているかもしれないので。」




言った通り萩花さんの後ろを歩いた。




少し歩いたところで背の高い男の人2人組が萩花さんを囲んでいた。





神山「萩花さん！」





萩花「神山くん！」




俺が目を離したから……



そう思い助けに行こうとした。



バチｯ



神山「うっ」




首に鋭い痛みが襲い、意識を失った…

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