ヴァンパイア west

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Aside


貴『こ、来ないでください！！』



？「なんで？一緒に遊ぼーやAちゃん……」


なんで私の名前しってるの……？


貴『てか！あなたは誰ですか？！』


？「おれ？俺は重岡大毅！エクボがチャームポイントのニコニコ天使ちゃん！」


重岡と名乗るその男の人は赤色の瞳をギラギラさせ、意味不明なことを言って私にジリジリと近づいてくる




笑顔で近づいてくる重岡さんの口から見える八重歯がとても怖く感じた。


私はここが幽霊屋敷ということも夢中で逃げていた。


重岡「お、お〜い！どこ行くんやぁ〜俺のところおったほうがええとおもうけど〜」



貴『こんとって！』




もぉいやや……お化け？幽霊？ちゃうやん！変質者やんか！


貴『はぁ……はぁ……』



とにかく早く大吾見つけて帰らな…



貴『大吾〜ここやばいって！帰ろ……どこ？！』



一つ一つ部屋を確認していくけど大吾は見当たらない……



？「♪〜」


口笛……？


？「この子どーする？」



？「俺らが狙ってた子とちゃうやん…」



？「まぁまぁすぐ手に入るからさ。」


誰か来る……大吾じゃない……
私は部屋の中にあったクローゼットの中に隠れた。

ガチャ……



貴(入ってきた……)



入ってきたのは7人の男。と……抱えられてるのだれ？
背の高い人もいれば低い人、ポチャっとしてる人もおる。


ちょっと開いてる隙間から部屋の中の様子を伺っていた。


？「で…こいつどーするん。」



？「男は必要ないんやけどなぁ…」



貴(ん！？大吾？！？！)



床に乱暴に投げつけられた男を見るとまさかの大吾……



？「君、もうひとりの子は？」


私のことや……


大吾「俺は一人で来た！他にはおらん。」



？「うそもええとこやで〜俺ら見てたもん」



重岡「俺さっき会ったしな〜」



大吾「俺はひとりや。」



大吾……



？「じゃあ……しゃーないな…男の血なんかいらんし…」



？「最近仲間も減ってきてる言うてるからなぁ……」



重岡「仲間にするってことか」



え？！仲間にする？！



？「じゃあ、俺やるわ」


そう言って背が高くて綺麗な顔の男の人が大吾の首に…



貴『まって！』


気づくと私はクローゼットから飛び出していた。

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