黒服のＷＥＳＴくん

・ ページ6

藤井side


藤井「♪〜」


鼻歌を歌いながら夜の街を歩いてく。



そこは仕事前の人もいれば仕事終わりの人も。なかには道で仕事中の人もいる。



藤井「やっぱりこの時間は引き抜き多いな……」


俺は引き抜きがあまり好きではない。
何故かって？無理やり連れていく奴らも入るし乱暴なことする奴もおる。



俺はそんな奴らが嫌い。



目的地に向かって歩いているとバシッという音と共にケータイが路地から飛んできた



藤井「うわ！っぶね………ん？ナイフ？」


初めはヤローの喧嘩かな？って思ったけど明らか女の子だし……今にも殴られそうやし……



藤井「痛って〜女の子に乱暴なことしちゃダメでしょ〜」


俺の体が女の子を守っていた。
とりあえず男どもを片付けて……



貴『ありがとうございます！』


ん？確かこの子Rainbowの最近入った可愛いって噂の子？





そう。夜の世界の噂はすぐ回ってくる。この子は最近入った可愛い子って噂されてた。顔もだいたいしってる。



藤井「君Rainbowの子？」



貴『はい……Rainbowの福田Aと言います』



Aちゃんか……

とりあえず俺も自己紹介しとこ。


藤井「俺は藤井流星！dreamで黒服してるねんけど……」



話をしているとAちゃんは時間が無いみたいで……




貴『やばっ！すみません！時間ないんで失礼します！』



まぁ時間ないのはお互いま様やもんな……




走って帰っていくAちゃんの後ろ姿を見ながらこう呟いた。



藤井「また会えたらええな〜」

なんでおるん？！→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す