黒服のＷＥＳＴくん

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Aside

昨日みたいに今日が来て、昨日みたいに店に行き、昨日みたいに嫌がらせ。


貴『あのドレス……お気に入りやったのにな……』


昨日ボロボロにされたドレスを思い出して下校中つぶやいた。



神山「よ！」


ん……神ちゃん



貴『よ、よぉ……！』


昨日あれだけ言ったから話しづらい……


神山「今日も髪の毛やったるからな♪」


貴『あの……昨日は……』


神山「じゃあまた後でな〜」


あ……行っちゃった……
特に怒ってる様子もないし……




ひとり誰もおらへん家に帰る。軽くご飯を食べていつものように出勤。



貴『おはよーございます！』


キャスト1「あら、おはよ」



この人いつも遅いのに何でおるねん……


キャスト1「ちょっといい？」

嫌な予感……



貴『は、はい……』



私はキャスト更衣室に連れてこられた。



キャスト1「ねぇ？私のお客様取ろうとしたでしょ？」


お客様？あ……昨日のことか



貴『別に取ろうとは……』



キャスト1「しらばっくれんじゃないよ」


こわ……


貴『いや……あのなんて言う……』 バシッ



った……一瞬何が起こったか分からんかったけど頬が痛いので叩かれたと分かった



キャスト1「若い癖して、イキってんじゃないわよ。次はこんなんじゃすめへんから」


機嫌悪そうに更衣室を出ていった。



貴『うわ……赤くなってるやん…』


鏡を見ると見事に頬が腫れていた……


貴『冷やさな……』


調理室に氷を取りに行くと誰もおらんくってホッとした。



貴『氷〜氷〜っと……』


ガサゴソガサゴソ探してると



桐山「ん？Aちゃん？」


やば……

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