ジャニストで妄想 短編集

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Aside



私は神山先生が出ていってからねてしまったらしい……





神山「……ちゃん！Aちゃん……？」



貴『ん……神山先生？』




私は再び神山先生の声に起こされた。



神山「もう夜やで？いやな、起こしたろうと思ってんけど気持ちよさそーに寝てるし、家帰っても誰もおれへんねやったらここおった方がええかな〜って！」




神山先生らしい説明や笑笑





貴『って！寝顔見たんですか？』



神山「うん！かわい……気持ちよさそうやったよ！」



かわい……？なにそれ？



貴『かわい……てなんですか？』




神山「ううん！なんでもない！車とってくるな〜」




そう言ってバタバタ出ていく神山先生。



貴(まだフラフラするなぁ……)



私は帰る準備をするためにベッドから出た。




貴(わ……綺麗な棚…)



棚には綺麗に薬品が並べられておりどれが何だか一発でわかる。



神山「おまたせ〜って何してるん？」




貴『や……綺麗やなぁっと思って〜』





神山「ふふ♪ありがと。俺なんでもわかりやすいようにしたいねん！」




そうなんや〜と思っていると……




神山「車行こか〜」





貴『はい！』



夜の廊下は少し怖くて……



神山「なんや怖いんか〜？」




貴『ぜんぜん！それより早く行きましょ！』




神山「怖いんやんか笑笑」




私たちは足早に車に乗りこんだ。



神山「そーいえば今一人で暮らしてるん？やんな？」



貴『はい……』



神山「じゃあしんどくてもご飯作る人おらんなぁ〜」



まぁ必然的に自分で作るしかなくなるよね…




貴『もう今日は何も食べずに……』




神山「台所借りていい？俺が作ったるわ！」



え？神山先生が？私の家に？！



貴『え？！そんな！ここまでして頂いてそんなこと頼めません！』



神山「ええやんええやん！俺がしたいねん！」




この人どこまでお人好しなんだ……




いつもなら断るけど病院で弱ってる時くらい甘えても……ええよな？


貴『じゃあ……お願いします。』




車で送ってもらうだけのはずが……



神山先生が私の家に……来る？！

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