JW メンバーにならへんか 6 (ページ1)

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BADのケンカ…? ページ1

神山side

神山「おは…よ？」

俺の目の前で繰り広げられてるのはなんや？
俺は状況の理解に少し時間がかかった。

少クラの収録のため、楽屋に行くと珍しい2人が言い合いをしている。

桐山「なんっでなん?!」

中間「なんでなんじゃなくて、あかんって言ってるやろ?!」

2人のことを横目で見ながら靴を脱ぎ上がり、学校の宿題をしてるAの隣に座った。

貴「あ〜神ちゃん。おはよ。」

神山「なにあれ？」

俺がそう聞くとAはシャーペンを進めながら説明してくれた。

貴「はじめはちょっとしたことやってん。」

神山「ちょっとしたこと？」

貴「照史くんがお菓子食べてたら淳太くんが「最近食べすぎやで」って言ったのが始まり。淳太くんはいつも言ってること言っただけやねんけど…」

神山「そっか、照史今ダイエット中やもんな〜」

普段なら笑って流すこと。やけど今日は照史の機嫌が悪かった。ただそれだけ。

そんな話をしながらも2人の言い合いは続いてる。

桐山「わかってるし。自分でも食べ過ぎってわかってるわ！」

中間「いや、わかってへん。そうじゃなかったらこんなに食うか?!アメリカンドッグにポテチにうどん。おまけにチーズケーキ?これでわかってるとか言われへんやろ！」

そういいながらゴミ箱を指さす淳太。
ふと目をやると、照史が食べた後のゴミが捨てられてる。

桐山「わかってるって言ってるやんか！昔からそうやんな。淳太くんは痩せてるから俺の気持ちなんかわからんねん！」

中間「は?今なんつった。昔?俺の気持ちわからん?あのさぁ、言ったよな?いくら喧嘩しても昔の話は持田さんとこうなって。」

照史の言葉が頭に来たのか淳太は静かにキレた。その場はもちろん凍りつき、沈黙が続く。

濵田「いやっ…淳太も照史もどっちもどっ…」

見かねたのか濵ちゃんがあいだに入ろうとした時…

桐山「じゅ、淳太くんに俺の気持ちなんか分かるわけないやんか!!!!」

バン!!と勢いよく音を立てながら飛び出して行った照史。
それを横目で見ながら珍しく「チッ」と舌打ちをした淳太。

小瀧「あ〜あ。。どうするん？本番まであと1時間やで？」

呆れたようにそう言う望。

濵田「そんなこと言うんやったらなんで最初から止めへんねや〜…」

そういいながら焦る濵ちゃん。

神山「ど、どーする？」

皆がため息をついた時、ある人物が立ち上がった。