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小瀧side
俺が倒れてから一週間が経った。
まだ体のだるさと眠気は抜けないけど、初日に比べてまだマシになった方。
小瀧「先生。僕もうあと１ヶ月しかないんでしょ？」
ある日、俺は担当医の先生に相談を持ちかけた。
小瀧「あと１ヶ月しかないんやったら、自分のしたいことします。俺の体が動く限り、俺の愛する人の近くにおりたいんです。」
俺は頭を下げてお願いした。
小瀧「病院の外に出してくれとは言いません。せめて、あの病室に戻してください。それだけでいいんです。」
俺が必死にお願いしていると、隣にもう1人頭を下げてくれる人がやってきた。
�霤帖屬�願いします！最後の願いなんです！ほんまにおねがいします！」
小瀧「�陲舛磴鵝帖�」
�陲舛磴鵑蓮�俺がAちゃんに嘘をつくことにも反対してた。それやのに今では一緒に頭を下げてくれてる。
先生「…仕方ないですね。わかりました。ただし、体の異変を感じたらすぐに集中治療室に戻ってもらいます。」
小瀧「はい！ありがとうございます！」
という条件付きで、Aちゃんの待つ病室に戻ることに。
�霤帖嵋勝�あんまり無理すんなよ。」
小瀧「わかってるって。」
移動中の廊下で�陲舛磴鵑某看曚修Δ粉蕕埜�つめられる。
小瀧「それにしても、一週間も歩いてなかったらやっぱり筋肉落ちるなぁ〜笑」
今、歩いてるのでもやっと。
フラフラするし、ちょっと痩せた気もする。
小瀧「到着！驚かしたろ〜っと♪」
コンコン…
自分の病室やのにノックをする。
すると、中からAちゃんの声が。
ドアを勢いよく開けると、あの時とおんなじ。
Aちゃんの足がもつれて転びそうになる。
�霤帖屬△屐帖�
小瀧「危ない！」
これもあの時同様。勝手に体が動いて、俺にそんな力残ってたんか。ってくらいとんでもない早さでAちゃんを抱き抱えてた。
貴「小瀧…くん…？｣
小瀧「はい。大丈夫か？」
一週間ぶりに見るAちゃん･･･。いや、俺の好きな人の姿。
例え相手に俺の姿が見えてなくても、そんなことどうでもいい。
小瀧「ただいま。」
こうして、君の姿を見て話せていることが俺にとって何よりの幸せやから。
貴「うん。おかえりなさい。」
だから、もう少し生きてもいいやんな？
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神山恋(プロフ) - 寝る前に読んだら涙が止まらなくなりました！ww大号泣！！感動しました！ありがとうございます！！これからも楽しみにしてます！ (2018年3月27日 23時) (
レス) id: 75eaf3375c (このIDを非表示/違反報告)
suger(プロフ) - あんずさんの作品をやんでほとんどの作品で泣いてます。笑 これももちろん号泣でした、(T_T) 最高すぎます(T_T) (2018年2月23日 23時) (レス) id: 03dda3774f (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - のんななさん» ありがとうございます！他の作品でも色々書いているので良かったらお立ち寄りください！ (2018年2月18日 17時) (レス) id: 5484d1d8ff (このIDを非表示/違反報告)
のんなな(プロフ) - 途中から涙腺やばすぎました。ほんとにほんとに泣きました！こんなにいい作品ありがとうございます!!他の作品も新しい作品も更新楽しみにしてます!! (2018年2月12日 12時) (レス) id: b004e3ed3d (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - 魚座さん» そう言っていただけて本当に嬉しいです。初めてこういう系統のお話を書いて、正直不安でしたがコメントいただけて自信つきました！こちらこそ、この作品に出会ってくれてありがとうございました！ (2018年2月5日 1時) (レス) id: 5484d1d8ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんず
| 作成日時：2017年12月26日 2時
