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西畑side
あの日から……少しずつだが日は過ぎてもう今は夏休み前日になっていた。
そう。あの日。
俺達がヴァンパイアの屋敷に迷い込んだ日から。
俺は屋敷から出て驚いた。記憶がすべて消えると言われたのに、俺は忘れていなかった。
何もかも覚えていた。
屋敷から出た時は忘れていたかもしれない。だけど、家に帰るとすべてを思いだした。でも、Aには何も言わなかった。思い出させたく……なかったからや。
西畑「次は……俺がAを守るんや」
貴「大吾？帰ろ！」
西畑「え…あ！おう！」
俺たちはいつものように歩き出した。
でも、俺はあの屋敷の前を通る時だけは心臓がバクバクしていた。いつ思い出すのか分からない。ちょっとした拍子に思い出すかもしれない。
西畑(よかった……。今日も何もなく通り過ぎられる……)
そう思った時だった。
貴「藤井さん……」
西畑(藤井……さん？！)
急に立ち止まって口を開いたかと思うと、次々とあの7人の名前を口にしていった。
貴「藤井さんに、神山さん、小瀧さんにに桐山さん。重岡さんに、�霤弔気鵑法�中間さん……」
西畑「Aちょっとおかしいで？」
俺はあえてシラをきった。
ここでAが引いてくれれば……
そう思ったけど引くはずもなく、記憶がすべて引きずり出されていく。
貴「ちがう！私は……ここに来たことがあるねん！」
ついに思い出させてしまった。
頭を抱えて座り込むA。俺は戸惑った。ここでどうするべきなのか考えた。
西畑「A……？」
俺は決めた。
西畑「思い……出したんか？」
そう言うと、Aはぱっと俺の方を向いた。
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のぞみ - ふらふらとうらつく徘徊してましたけど、ここまでいい作品に出会えるとは… ほんとに続編出して欲しいくらいですっていうか出してください笑笑次の作品も期待してます！ (2017年12月29日 0時) (
レス) id: 3b587e8097 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - かみこたさん» ありがとうございます！ジャニストの仲の良さが伝わったようで良かったです！感動作なんて……最高の褒め言葉です！これからも、頑張るので応援のほど宜しくおねがいします！ (2017年11月1日 19時) (レス) id: 51e1914d91 (このIDを非表示/違反報告)
かみこた - 完結おめでとうござます！！この話好きすぎてやばいです！なんか、改めてジャニストの仲の良さが伝わったというか・・・感動作ですね！最高です！これからも応援してるので頑張ってください！！！ (2017年10月30日 2時) (レス) id: c79402165e (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - kamisigehappyさん» ありがとうございました！途中でだいぶ期間が空いたにも関わらずここまで読んでくださり感謝しかありません！ありがとうございました！ (2017年10月24日 23時) (レス) id: 51e1914d91 (このIDを非表示/違反報告)
kamisigehappy(プロフ) - 完結おめでとうございます！ (2017年10月24日 23時) (レス) id: 9686ba021a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんず
| 作成日時：2017年5月16日 22時
