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Aside



今日はやっと退院の日。神ちゃんが来る予定やったけど、用事入ったからって望が来るらしい...


貴「これと...これで...よし!」


荷物も全部まとめ終えた時、コンコンとノックのあとに私服の望が入ってきた。



小瀧「おじゃまします〜っと」


貴「あ、のんちゃん」


小瀧「お〜、もういけるんか?」


貴「うん!もうすっかり!大丈夫!もう荷物もまとめたし、いつでもいけるよ?」



そう言って立ち上がり、荷物を持ち上げようとすると望が先に私の荷物を持ってくれた。


貴「あ...」


小瀧「大丈夫って言ってもまだあかん。こういうのは任せたらいいねんで?」




と言って先に病室から出た。
そのあとを追うように私も病室をあとにした。



看護師「あら〜Aさん今日で退院だったんですね〜!」


貴「はい!お世話になりました!!」




途中で看護師さんにあって少し話していた。


看護師「えっと、彼氏さん?」


貴「え?」


突然看護師さんにそう言われたので、望も私も驚いた。



看護師「かっこいい彼氏さんね〜」


貴「いや、彼氏では...」


小瀧「ありがとうございます」



私が否定しようとすると望はすっっごいキラキラした爽やかスマイルで、カップルだということを認めた。



貴「ちょっと勝手なこと...」



小瀧「じゃ〜A、そろそろ行こか?な?お世話になりました〜」



私が再び否定しようとすると、手まで握られて看護師さんの前から半強制的に去ることに。





貴「ちょ...望?歩くの早いって...」



私は望に手を握られたまま駐車場まで連れてこられた。




貴「ねぇ?聞いてる?」



そう言って手を振り払うと望はやっと止まって振り向いてくれた。




貴「望?」



小瀧「しげにさ?告白...されたんやろ?」



貴「なんで知って...」




小瀧「俺...やきもち焼いちゃった。」




私は望の言ってることがまだ理解出来なかった。





小瀧「看護師さんに、彼氏さん?って聞かれた時めっちゃ嬉しくてさ?ホンマにそうやったらええのになって思った。」



貴「それは...」




小瀧「もうわかるやろ?」



この感じや。来るって分かってるけど...二回目でも慣れへん。



小瀧「俺は、Aの事が好きや。」

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ゆな(プロフ) - あんずさん» はい。更新頑張ってください (2017年12月2日 14時) (レス) id: 357f497189 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - ゆなさん» いえいえ!心配してくれてありがとうございます!!これからも更新頑張りますので、どうか完結まで宜しくお願いします! (2017年12月2日 14時) (レス) id: 51e1914d91 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - あんずさん» そうでしたか。しつこく言って、すいません。 (2017年12月2日 12時) (レス) id: 357f497189 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - ゆなさん» レス遅くなり申し訳ありません!!コメントありがとうございます!テスト期間に入っていてなかなか更新できませんでした…申し訳ありません。ご心配お掛けしました!! (2017年12月1日 14時) (レス) id: 51e1914d91 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - あんずさん» 体調大丈夫ですか?もしなにかあったら教えてほしいです。私達はあんずさんの事がすごく心配なんです。(照) (2017年11月30日 20時) (レス) id: 357f497189 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あんず | 作成日時:2017年5月10日 16時

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