黒服のＷＥＳＴくん 3

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小瀧side



なんかみんな今日はおかしい。
しげは何言ってもどふわふわしてるし、いつもしっかりしててミスなんか絶対起こせへん神ちゃんも奥に下げられるくらい怒られるとか…



よし。直接聞いてみよ。





小瀧｢な、しげ〜｣



重岡｢ん？｣




俺は休憩に入ったしげを捕まえた。




小瀧｢なんかあったんか？｣




重岡｢なんで？｣




小瀧｢なんかさあからさまに様子おかしいし。神ちゃんもおかしいし。なんかあるんやったら教えて欲しいなぁって。｣




俺が正直に話すと、しげは周りを確認してから話してくれた。




重岡｢俺な？お前がその……Aを好きなのは知ってる。知ってるねんけど…｣




小瀧｢うん。｣




重岡｢好きになって…しまった。｣




小瀧｢え…あぁ……｣





なんとなく分かってた。
しげもAのことが好きやねんなって。




小瀧｢そーなんや。｣



重岡｢怒らへんの？｣




小瀧｢そりゃ…びっくりしたけど、誰が誰を好きになろうと自由やん？それに、Aは魅力的やしなぁ…。｣





俺の返した言葉にしげはビックリしてる。




小瀧｢で、言ったん？｣




重岡｢言ってしまった。｣




小瀧｢答えは？｣




重岡｢そこは…俺が誤魔化したからわからん。まだ聞いてないねん。｣





小瀧｢ふーん。そーなんや。｣





しげはわかった。でも神ちゃんは？
しげの告白は神ちゃんになんも影響せんはずじゃ…





重岡｢でも……一個問題が｣




小瀧｢問題？｣





重岡｢あの……その、告白を神ちゃんに聞かれた。｣





小瀧｢…………ぅえ？！？！｣

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