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小瀧side



俺は萩花から聞いた話をAに説明した。するとAは全く知らんらしい。



小瀧「ほんまに?よー考えてみ?思い出してみ?」



貴『思い出すも何も……道で歩いてたのは私と神ちゃんで間違いないで?やけど……』




俺は頭を悩ませた。覚えてない?そんなことあるか??



貴『私はその公園も知らないし、萩花さんにもあったことないと思うねんけど?』




小瀧「ほ、ほんまにか……」




俺はもう出す言葉も無くなってしまった。萩花が嘘ついてる?でもそんな風には見えへんかった…




小瀧「……そろそろ帰ろか!遅いしな!」




ここで立ち止まってても意味あらへん。ひとまず今日は遅いし家帰ろ。




貴『そやね……』




小瀧「うん……」





いざ帰ろうとは言ったものの一向に動かへん俺たち。変な空気が流れて動き出したのはAやった。





貴『じゃ、あたしこっちやから……』




小瀧「お、おう。俺一回店入るから…気をつけて帰るんやぞ?」





俺がそう言うといつものAに戻ってクシャッとした笑顔で手を振りながら帰っていった。




小瀧「はぁぁ〜……」




俺はAと話せた嬉しさからなのかその場にしゃがみこんで大きく息を吐いた。





神山「望!お疲れ様でした〜笑笑」



小瀧「なっ!神ちゃん見てたん?」




重岡「そりゃあ……ねぇ笑笑」





神ちゃんの後ろからはしげも登場。




重岡「ま!よかったな!」



神山「そやな!よかったよかっ……」




小瀧「あの……」




俺は二人の話を遮った。どうしても伝えたいことがあったから。





小瀧「ありがとうな?二人のおかげで……Aとまた仲直りできたって言うか…」





俺らしくない。それは分かってるけど感謝の気持ちを伝えたかった。




重岡「なんやねん急に笑笑」




神山「そやで〜笑笑仲間やろ?」




小瀧「うん……ありがと……」





俺は感謝の気持ちを伝えた後、もう一つの気持ちも打ち明けることにした。





小瀧「あとな……?」




重岡「なんやまだあるんか〜?」




神山「なに?」






小瀧「もしかしたら……いや。俺、Aの事好きや……」

恋心。→←乗り越える。



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ゆな(プロフ) - あんずさん» はい。更新頑張ってください (2017年12月2日 14時) (レス) id: 357f497189 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - ゆなさん» いえいえ!心配してくれてありがとうございます!!これからも更新頑張りますので、どうか完結まで宜しくお願いします! (2017年12月2日 14時) (レス) id: 51e1914d91 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - あんずさん» そうでしたか。しつこく言って、すいません。 (2017年12月2日 12時) (レス) id: 357f497189 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - ゆなさん» レス遅くなり申し訳ありません!!コメントありがとうございます!テスト期間に入っていてなかなか更新できませんでした…申し訳ありません。ご心配お掛けしました!! (2017年12月1日 14時) (レス) id: 51e1914d91 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - あんずさん» 体調大丈夫ですか?もしなにかあったら教えてほしいです。私達はあんずさんの事がすごく心配なんです。(照) (2017年11月30日 20時) (レス) id: 357f497189 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あんず | 作成日時:2017年5月10日 16時

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