最強で知り合いが多い少女は感情が無いようです【○魂】 (ページ29)

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第28話ページ29

「ばん、と、番兎ってお前！まさか！！」

『貴方達を守り願いを叶える。そう誓ったでしょう。』

「ッお前はずっと俺達のそばに居たんだな」

『約束をしましたから。そばに居る、離れないと、どんな結末を迎えようと最後まで隣に立つと』

『最後まで貴方達の側に新たな道を歩む日まで見守ってほしい。そしてそれからも貴方達を見ていてほしい。何があろうと味方でいてあげてほしい。貴方の命が尽きる日まで』

「リナ、、、？」

『この約束が僕を縛ってしまう事ぐらい分かってる。それでも最後の約束だから、、、松陽の最後のお願いで約束だから』

「お前、その約束の為に他人のふりしてまで俺達のそばに居て、守って、、、あの日からずっと1人で頑張ってたんだな、」

「あの日からお前は、、、クソっ今すぐ過去に戻れるならあの頃の自分をぶん殴りてェ」

『別に良いよこの約束は僕が守りたくて守ってることだし』

『それにもし、過去に戻れてもあの頃の晋助を殴らないであげて』

「リナ、」

『きっとこの意味もスグに分かるよ』

「晋助、リナ姉の事頼んだヨ」

「あァ、」

「あー、それじゃあ会合始めるか」