第15話 ページ16
『わざわざ悪いねぇ沙奈、』
「いえ、リナ様の迎えをできるなんて夢見たいです」
『嬉しいことを言ってくれるねぇ沙奈、部屋まで案内頼むよ』
「任せてくださいリナ様」
『沙奈、部屋の準備は出来ているのかい？』
「もちろんです」
『なら、この者をひとまず部屋にわっちは着替えてから向かう。』
「分かりました、おい、そこの下男この者を昼空様の部屋に案内しろ」
「わかりました、あの昼空様の部屋という事は」
「あぁ、吉原に来ているぞ」
「そうですか！昼空様が此処に戻ってきてくださるとは」
「昼空様の話はそこまでにしてその者を早く部屋に案内しろ」
「！これは大変失礼しました。昼空様のお相手ですね、昼空様の部屋に案内しますので着いてきてください」
『沙奈、日輪の所に案内しておくれ』
「はい！」
「失礼します、日輪様、昼空様をお連れしました」
『日輪！！久しぶりだねぇ元気かい？』
「ええ元気よ、リナも元気そうで良かった、」
「リナ、急に電話してくるから何事かと思ったぞ」
『ゴメンね月詠、吉原の事黙ってたのバレちゃって、説明ついでに2人に会おうと思って』
「あら、お弟子さんにバレちゃったのね、でもリナに会えて嬉しいわ」
「わっちもリナに会えて嬉しいぞ」
『私も嬉しい・・・ただいま日輪姉、月詠姉』
「おかえり、リナ・・・昼空」
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作者名：三日月狐 | 作成日時：2018年9月16日 23時
