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町田「こちら翔北CS、佐倉消防より再度ドクターヘリ要請がありました。」
白石「こちら翔北ドクターヘリ、何か変更ですか?」
町田「先程の現場より1km南、成田川の桜橋水門付近にて溺れた男性が発見されました。
下水道工事の従業員と思われます。意識がないとの事です。」
名取「俺がレスキュー隊員の方に行けばいいんですね。腕の骨折だけみたいですし。」
白石「お願い。名取先生を現場に降ろした後私と雪村さんで成田川に向かいます。」
町田「分かりました、着陸場所は追ってお知らせします。」
〜名取side〜
その後ヘリから降りた俺は消防隊員に案内された。
消防隊員「すいません通ります!道をあけてください!」
珍しくマンホールの蓋が空いていた。
名取「うーわ怖っ...くっさ!」
消防隊員「先生お願いします!」
名取「はい。翔北救命センターの名取です。お名前言えますか?」
倉田「倉田です...」
名取「はぁ...いいじゃん。胸見ますねー。」
倉田「はい...」
―初療室―
白石「吉崎孝司さん26歳、川に流され救出時には心肺停止。ヘリ内で再開、血圧85の50、心拍数120です。」
白石「移します。」
皆「1、2、3!!!!」
藤川「これはなかなか厳しそうだな。」
藍沢「できるだけやろう。」
緋山「もう一度全身チェックしよう。」
藤川「エコー持ってきて、こっちCV入れるよ。」
横峯「はい。」
灰谷「Aライン入れます。」
藍沢「瞳孔散大。」
氷浦「頭部CTオーダーして。」
横峯「はい!」
・
・
・
藍沢「意識障害の原因は低酸素脳症だろう。」
横峯「植物状態ですか...」
藍沢「その可能性もある。」
白石「移します。」
皆「1、2、3!」
雪村said
なんか冴島さん体調悪そう・・・
雪村 「冴島さん・・・?」
冴島 「大丈夫だから早くオーダーして」
雪村 「はい・・・」
オーダーしようとした時・・・
ガシャン
冴島 「痛い・・・」
藤川 「はるか・・・?」
緋山 「出血してる・・・私冴島見るからAはそっちの患者頼む」
氷浦 「分かった」
緋山 「やばいな・・・」
雪村 「今すぐ移動できます!」
緋山 「りょーかい。急ごう」
白石 「藤川先生もここはいいから行って」
藤川 「分かった」
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作者名:華 | 作成日時:2018年12月26日 23時