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「‥すみません、この場を借りて言いたいことがあります」
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「なあ、A‥結婚してくれませんか」
『‥‥えっ』
会場に響き渡る歓声。というかほぼ悲鳴。
周りにいたメンバーに助けを求めようと周りを見ても、誰1人いない。Jr.の子もいない。
「好きで大好きで、守ってやりたくて、Aの全てが愛おしくて」
「‥いつも傷付けて泣かせて最低な奴やけど、俺にこの先の人生を託してくれませんか」
ポケットから出てきた小さな箱
それは、昔から憧れてた小さな頃からの夢
中から出てきたのはシルバーのシンプルな指輪
震えてる私の左手を取ると薬指にその指輪が通され、左手を握るシゲの顔は優しい顔をしてた。
「約束する、もう泣かせたりせぇへん。やから‥一生俺のそばに居てください」
答えはとっくに出てるのに。
周りのことを考えると言葉が出てこない。
客席からは私の名前を呼ぶ声と幸せになってとそんな声が聞こえてくる
いつの間にかメンバーがぞろぞろ出てきて、望が近くに来ると頭に何かヒラヒラとしたものが被せられる。
小「ベール。これ付けへんと意味無いやろ？ほれ、シゲもういっぺん」
藤「A達が幸せやと俺らも幸せやねん、はよ返事したり。シゲが可哀想」
「‥‥A、」
顔にかかったベールを後ろにやられ、近くにシゲの綺麗な顔がある
「‥俺のこと、好き？」
綺麗な黒目が揺らいで。
優しいその瞳に吸い込まれて、今まで我慢してたものが溢れた。
『すき‥、大好きにきまってる‥っ、あの時だって‥‥ほんとは別れたくなかった‥っ！』
泣いてしまった私をいつも慰めてくれてたように抱き寄せられる。
背中に回された手は優しく背中を撫で、ポンポンと優しいリズムが懐かしくて。
くしゃくしゃになるまでシゲのシャツを握りしめた。もう、離したくなくてずっと側にいてほしくて。
身体を離され、マイクを握るとファンの子の方に身体を向き直した。
「こんなワガママな俺らですけど、許してくれませんか」
会場に向け頭を下げるシゲ
それに連れられ頭を下げた私
他のメンバーも頭を一緒に下げてくれて
会場を包むのは批判な言葉ではなく拍手だった。
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ぴぴ(プロフ) - Miyu??さん» ラッキーセブンですね！（？）気に入って頂けて嬉しく思います、！ありがとうございます！！ (2018年12月11日 8時) (
レス) id: ce4964a3f3 (このIDを非表示/違反報告)
Miyu??(プロフ) - この作品のお気に入り登録者777人おめでとうございます！ WESTの人数が並んでたのでついついコメントしちゃいました！この作品の大好きです ！応援してます ！ (2018年12月9日 1時) (レス) id: e3a5409365 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴ(プロフ) - カフェオレさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです！！ (2018年12月5日 22時) (レス) id: ce4964a3f3 (このIDを非表示/違反報告)
カフェオレ(プロフ) - 展開が全く読めなくてほんとに更新されるのが楽しみです！応援してます！ (2018年12月5日 18時) (レス) id: 48d51abbe2 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴ(プロフ) - リンさん» コメントありがとうございます！！そう言って頂けて嬉しい限りです〜あともう少ししたら終わりますけど、楽しんで頂けたら幸いです！ (2018年12月4日 0時) (レス) id: ce4964a3f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴぴ | 作成日時：2018年10月20日 17時
