相反恋愛 Ⅲ【ドラコ・マルフォイ】 (ページ45)

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Story 137 ページ45

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マク「どの道そうなるでしょう」

『先生…！？』

アン「Ms.ディオリスは性格的に果たして闇祓いに向いているのかしらと思いましたの」

こんっのガマガエルッ…！！

スカートの上で握りこぶしを作り、怒りを抑えようとする私とは裏腹に、マクゴナガル先生が高飛車に言った。

マク「そうですか？私はそうは思いませんよ。どの教科もあなたは優秀と評価されています。先生たちからの評判も高＿＿のど飴は本当に要らないのですか、ドローレス?」

アン「あら、要りませんわ。どうも、ミネルバ。その子が今、闇の魔術に対する防衛術の授業をボイコットしていることは知っているでしょうね？」

マク「ええ、勿論。さて、ディオリス。今言いましたように、先生方の評判がとても良い。特にルーピン先生は、あなたが闇の魔術に対する防衛術に卓越した適性を示したとお考えでした。流石はあの二人のご令嬢ですね。当然、闇祓いにとっては「わたくしの話がお分かりになりませんでしたの？ミネルバ」勿論理解しました。」

マクゴナガル先生は、言葉がくぐもって聞こえるほどギリギリ歯を食いしばった。

あぁ、先生早くこいつを追い出して、私の頭もどうにかなりそうです。

アン「あら、それでしたら、どうしたことかしら…わたくしにはどうも分かりませんわ。どうしてまた、Ms.ディオリスに無駄な望みを「無駄な望み？」…」

マクゴナガル先生は頑なにアンブリッジの方を見ようとせず、アンブリッジの言葉を繰り返した。

マク「”闇の魔術に対する防衛術”の全てのテストで、この子は高い成績を収めています。いえ、どの学科でもです。」

アン「お言葉を返すようで、大変申し訳ございませんが、ミネルバ。わたくしが話した通り、その子は授業をボイコットしているのです「もっとはっきり申し上げるべきでしたわ」？」

マクゴナガル先生がついにアンブリッジを真正面から見た。

そしてメガネを軽く上に持ち上げて、こう言ったのだ。

マク「この子は、有能な教師によって行われた授業の全てのテストで、高い成績を収めています。」

電球が突然切れるように、アンブリッジの笑みが消えた。

椅子に座り直し、クリップボードの紙を一枚捲って猛スピードで書き出し、ギョロ目が、右へ左へとゴロゴロ動く。

マク「何か質問は？ディオリス？」

『いえ、後は父と母に聞きま「どうせ分かることですが」…』

アンブリッジがヒヤリと冷たくなった声で遮る。