Story 55 ページ10
＊
ハーマイオニーと一緒に部屋に戻ろうとドアを開けると、丁度みんなも廊下に出るところだった。
ハー「ホールでは声を低くするのを忘れないでね、ハリー」
そうハーマイオニーが囁く。
しもべ妖精の首がずらりと並ぶ壁の前を通り過ぎるとき、ルーピンさん、モリーさん、トンクスさんが玄関の戸口にいるのが見えた。
みんなが出ていった後で、魔法の錠前や
モリ「厨房で食べますよ」
モリーさんが小声で言う理由は、この屋敷にかかっているある肖像画が原因。
結局トンクスさんのせいで肖像画にバレ、発狂されることになったんだから、意味なかった。
しかし、私たちの行く手の扉から、ある人が飛び出してきて肖像画を怒鳴りつけた。
？「だまれ！！」
ルーピンさんと二人がかりで肖像画の前のカーテンを元のように閉じた。
『シリウス！』
シリ「やあ、マユ。見ないうちに綺麗になったね」
『ははっ、ありがとう』
シリウス・ブラック。
お父様の古い友人で、幼少期私やお兄様をとても可愛がってくれた人。
私もお兄様もこの人が大好き。
私の頭をポンッと撫でると、シリウスはハリーを見る。
シリ「どうやら私の母親に会ったようだね」
ハ「誰に？」
シリ「わが親愛なる母上にだよ。かれこれ一ヶ月もこれを取り外そうとしているんだが、この女は、カンバスの裏に”永久粘着魔法”をかけたらしい。さあわ下に行こう。急いで。ここの連中が目を覚まさないうちに」
シリウスは私の肩に手を置いて、私たちを地下の厨房に誘導した。
厨房の中へ入ると、テーブルの上に羊皮紙の巻紙やゴブレット、ワインの空き瓶が散らばっている。
『お父様、お母様』
アベ「ん？あぁ、マユか。」
レティ「時間かかってごめんなさいね。ほら、座りなさい。あれ、アランは？」
お母様が引いてくれた椅子に腰かける。
『多分お兄様すぐにくる。姿あらわしで』
レティ「あぁ。全く…姿あらわしは乱用するものじゃないのに」
呆れたようにため気をつくと、お母様はモリーさんの手伝いをしにいった。
ボーッと辺りを見渡すと、みんな何かしら動いていて変な気分になる。
『私も手伝います』
そうモリーそう声をかければ、笑って断られた。
モリ「貴女は座っててくれれば良いのよ」
ハリーならまだしも、なんで私まで…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 454人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハリーポッター」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ラムネ - 更新待ってます❗ (2022年1月3日 13時) (
レス) @page45 id: cd7d6e6efa (このIDを非表示/違反報告)
みっきー(プロフ) - 主人公の強い女の子感最高すぎます！ (2021年12月27日 15時) (レス) @page26 id: 444cc76f70 (このIDを非表示/違反報告)
わかな - 毎日ドラコの小説漁ってますけど、新しく出て見てみたら最高じゃないですか！！一気に読んでしまいました、きゅんです！ (2021年12月25日 3時) (レス) @page24 id: f93237fe28 (このIDを非表示/違反報告)
Notte(プロフ) - すごい好きです。語彙力無くなってしまうほどに好きです。 (2021年12月23日 23時) (レス) id: fb4cdb52a4 (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ - ドラコとマユ可愛すぎません???( ≧∀≦)ノ (2021年12月23日 18時) (レス) @page20 id: cd7d6e6efa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かふぇらて | 作成日時：2021年12月19日 9時
