検索窓
今日:7 hit、昨日:10 hit、合計:105,441 hit

第二十三話 *ピンクあり ページ25







杏「で、俺が勝手に…なんだ?」





『い、いや…だから、…だな…』





壁際に追い詰められ、煉獄の顔が目の前に。





口元は笑っているが目が笑ってない。





『れ、煉獄…近「今更だろう!」うっ…』





杏「麻友は俺のことが好きなんだろう?」





『……あぁ…』





杏「まだ、俺が不幸になるとでも思ってるのか?」





『あ、ぁ…』





杏「むむ…どうすれば分かってくれる。」





真剣な顔。





何故、ここまで考えてくれるのか…





『何故…煉獄は私を好いてくれるんだ』





杏「何故?そうだな。まず一つ、麻友は優しい。亡くなった隊士達の弔いを隠れてしていること、俺は知っている」





『な、…』





杏「二つ、反応が愛い!!とにかく愛い!!頬を赤らめた時も、怒っている時も、泣いている時も、全て愛らしい」





私の頬を撫でて微笑む。





顔から火が出そうで、目を逸らす。





杏「こらこら、まだある。俺から目を逸らすんじゃない」





『ぁ…っ…//』





顎を持ち上げられ強制的に目を合わせさせられる。





だめだ、煉獄の顔をこんな長く見てられない…





杏「っ…そんな顔をするな…//」





額に手を当て、私から顔を逸らした。





な、なんだ…





『煉ご「口付けて良いだろうか!!」!?///急になんなんだ!!///』





杏「そんな顔を見たら制御が効かなくなった!!」





ズイッと顔が迫る。





杏「む!!」





『まっ…て!!////』





唇が触れる前に手で制止する。





いつもここで流されてしまうのが私の悪いところだ。





ここで流されるから煉獄がこうなってしまう。





杏「むむむ!!」





『!?つ、強ッ…!!』





私の手を強引に押し切ろうとしてきている。





執念が凄すぎる…!!





怖い、怖いぞ煉獄!!!





『ひゃッ…!?///』





突然手のひらを舐められ、思わず力が抜ける。





しめた!!とでもいうように私の手首を壁に押し付け、唇が触れる。





杏「ん…っ…口を開けろ…」





『!?///んぐぅっ…!!////』





開けるわけないだろ!!何をする気だ!!





私の目を見つめたまま、唇を舌でつついてくる。





苦しい…っ…





でも口を開けたら何をされるか分からない…





く、息が…っ…





『ッは、ッ「んッ…」ふぁ…ッ…!?///』





ぬるりと舌が口内へ侵入してくる。





足に力が入らず、崩れ落ちそうになる私の腰を煉獄の逞しい腕が支える。





お互いに熱く、お互いに溶け合いそうだ…

第二十四話→←第二十二話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (49 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
230人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 煉獄杏寿郎 , 炎柱
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

真季 - 最新楽しみにお待ちしてます。長くなってすいません汗 (2021年10月4日 7時) (レス) id: ac0ba7e69a (このIDを非表示/違反報告)
真季 - 初めまして。お疲れ様です。最新も早くて楽しみに読み進めて来ました。夢主よ、どうか自分の気持ち正直になって煉獄さんと恋仲になって下さい…!あの鬼殺の男、怪しい匂いが漂ってますね…。彼女に手を出したその時は是非、煉獄さんの赤き炎刀で…! (2021年10月4日 7時) (レス) id: ac0ba7e69a (このIDを非表示/違反報告)
冴凪(プロフ) - とても面白いです!話のテンポも良くてワクワクしながら読みました!更新ファイトです! (2021年9月30日 22時) (レス) @page12 id: 8d3f590c11 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:かふぇらて | 作成日時:2021年9月29日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。