第12話 ページ13
A「夏樹ぃ。席離れてもうたな」
夏樹「寂しいのか?」
A「そう言う理由やないけどね」
夏樹「大丈夫だよ、暇な時LINEしてやるから」
A「ほんまに?」
夏樹「ああ。」
A「じゃあ待ってるわ!」
夏樹「可愛いヤツ」
そう言って夏樹は私の前髪をクシャっとした
A「あ、今のええわ」
夏樹「じゃあ毎日してやるよ(笑)」
A「それちょっとしつこない?(笑)」
夏樹「だな(笑)」
キーンコーンカーンコーン
A「あぁぁぁ!夏樹ぃぃぃ!」
夏樹「何だよ、最後の別れみたいに(笑)」
A「波留〜暇やんなぁ」
波留「俺真面目だからちゃんと勉強します」
なんなんコイツ!ちょっとこらしめたろ
A「波留、構ってやぁ」
私は目を潤わせて上目遣いで言った
波留「っ⋯。今だけだぞ」
波留は顔を真っ赤にして言った
A「うぇーい(笑)」
波留「あ、騙したな!」
A「でも構ってくれる言うたやんか」
波留「今のはずるいだろ!だってA、普通に可愛いし関西弁だし急に甘えてきたしこれで断る男いないから!」
A「ありがとう(笑)」
夏樹「おい」
急に低い声でどつかれた
A「おぉ、夏樹。どしたん?」
夏樹「消しゴム貸して。」
A「周りのやつに借りればええやん(笑)」
波留「違うよ、夏樹君は嫉妬したんですよー」
A「あー。夏樹可愛いなぁ!」
夏樹「あとで俺にもやって」
A「はいはい、分かりましたー(笑)」
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作者名:いっけー | 作成日時:2016年8月10日 15時