誘拐犯のおにいさんとボク赤 (ページ6)

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６．ページ6

緑 side

ﾁｭﾝﾁｭﾝ .. ﾁｭﾝﾁｭﾝ ...

朝日がカーテン越しに光が差し込み

目が覚めた

緑「うーん...って..は！？」

.

あ、そうやチビおったんや

忘れとった。

すやすやと可愛ええ寝顔で寝るチビは天使やった

.

そーっと抱き枕に変えて

朝ご飯を作りに行った

暫くして、匂いにつられて来たのか

チビも起きてきた

しかし、寝癖酷いなぁ笑

赤「....？」

自分に何かついてる？って聞くかのように

首を傾げるチビ

緑「ご飯食べて行くで」

赤「....ボクをゆうかいしてくれないの？」

緑「当たり前やろ、お前はままとぱぱの所に戻るんや

それのほうがぜっったいに幸せや」

.

チビは、しゅんとさせながら

机の前に座った

赤「.......いただき、ます」

緑「しょっぱいかもな笑」

手を合わせてスプーンとフォークを上手に使って

口の中いっぱいにして食べ進めるチビ

.

よっぽどお腹が空いてたんか

卵焼きもご飯も全部食ってた

昨日あんなけ残したらそらお腹空くわな...

.

寝癖を治し、ピアスをして

マスクして俺は夜洗濯しといたチビの服を着させ

家を後にした。