風柱の彼女さん【不死川実弥】2

80 ページ30

宇「ふぐ刺しあるじゃねえか！」

『好物だったよね？』

宇「派手にな！よく出来た嫁だ！」

『宇髄さんの嫁じゃないよ』

宇「いいじゃねえか！4人目の嫁になれ！」

実「おい」

宇「不死川って言う素敵な旦那が居たな」

ハハハと笑って宇髄さんは座った


『全く…

煮物とお味噌汁もあるから遠慮なくどうぞ』


須「やった！」

ま「あんまり騒がないの」

雛「よそっていい？」

『はい！』

我ながら盛り付けも味付けも上手に出来た方だ


みんな美味しいと言ってくれた


＿＿＿＿＿＿


雛「そろそろ片付けましょうか」

『そうですね、お腹いっぱいですし

実弥、宇髄さん片付けるよ？』

実「おう、ありがとなァ」

宇「美味かったぞー」


『ありがとう、お酒だけ置いておくね

あとで甘味持ってくね』

実「おう」


そう言って2人はお酒を手に縁側の方に行った




ま「A、これここ？」

『そうです！ありがとうございます』

雛「これここ？」

『はい！』

須「甘味出しちゃっていい？」

『それなら、このお皿に持ってください

私お茶入れますね』


さすが雛鶴さん、まきをさん、須磨さんだ

テキパキしてていつもより片付けが早く終わる



雛「Aが入れるお茶美味しいから嬉しい」

『ふふ、お嫁さんたちの方が絶対美味しいですよ』

ま「料理もできるしな

いいお嫁さんになるよ」

『そうだといいです

あ、実弥にはこれもお願いします』


おはぎを別の小さいお皿に分けた


片付けが終わり居間に甘味とお茶を持って戻ることに


『実弥、宇髄さん甘味持ってきたよ』


実「！

おはぎあるのかァ、ありがとな」

宇「A、不死川のことよくわかってんな」

『え？』

宇「いや、こいつおはぎ今食いてえって言ってたんだよ」

『そうなの？持ってきて良かった』

実弥のお酒のせいもあるのか赤くなった頬が緩む


『それじゃあ、ごゆっくり』


居間に戻りお嫁さんたちと甘味を食べながらお話をする


最近あったこと、遊郭のこと、居間と縁側は近くだから恋バナなんてしたら聞こえちゃうため寝る前にすることにした


『そろそろお風呂入りますか？』


須「入りたい！」

ま「そうだな」

雛「みんなで？」

『いいですね、お湯沸かしてきますね』


お風呂に入り、布団の準備をした後、実弥と宇髄さんの様子を見に行った



まだ2人で飲むと言ったので、先に寝ると言ってお嫁さんたちが待ってる部屋に戻った

81→←79

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す