風柱の彼女さん【不死川実弥】2

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炭治郎side


宇髄さんが何かを必死に言っていたが聞こえず

頸が斬れなかったのかと思ったらAが覆い被さってきた


Aは妓夫太郎の最後の攻撃を庇ってくれた


＿＿＿＿＿

禰豆子「うー」

炭「禰豆子…」


炭「！」

目を覚まし当たりを見るとめちゃくちゃだった


なんで動ける？なんで生きてる？

毒を喰らったのに…

そう考えてるとどこからか善逸が俺を呼ぶ声が聞こえた

善「起きたら体中痛いよおおお

折れてんのなんなの」

炭「無事か！よかった」

善「無事じゃねえよおお


俺も可哀想だけど伊之助がやばいぞ

心臓の音が弱くなってるよおお」


善逸は泣きながら伊之助の居場所を教えてくれた

伊之助の心音は弱くなっていく

毒を何とかしないといけない、どうすればいいのか迷っていると禰豆子が伊之助を燃やした

炭「！？」


伊「腹減った。なんか食わせろ！」

炭「伊之助！」

良かった…


禰豆子と宇髄さんの所に行き、宇髄さんの毒も禰豆子が燃やして消す

宇髄さんもお嫁さんたちもみんなびっくりしていた


宇「なあ、Aは？」

俺も宇髄さんの所に来る間探していたが


炭「…見つからないんです」


俺の事を庇って攻撃を喰らい、飛ばされた…？

瓦礫の下か？


炭「鬼の頸を探しながら、Aの事も探します」


そういい、禰豆子におぶってもらい鬼の頸とAを探し始めた




炭「禰豆子向こうだ！鬼の血の匂いがする！」


上弦の鬼の血も採り、珠世さんの所に届ける



鬼の血の匂いが強くなり、誰かの話し声が聞こえた






そこには言い争う2人の鬼とボロボロのAがいた


『…もうやめなよ


2人とも強かったよ』


堕「アンタは黙ってなさいよ！綺麗な顔して！」

『え』



堕「アンタなんかとはきっと血も繋がってないわよ

だって全然似てないもの！この役立たず！」


妓「お前一人だったらとっくに死んでる

どれだけ俺に助けられた！」


言い争う鬼たちを見るAは悲しそうな目だった


妓「お前さえいなけりゃなぁ！

お前なんか生まれてこなきゃよかっ…」


俺も見てられず男の鬼の口を手で抑える

炭「嘘だよ

本当はそんなこと思ってないよ

全部嘘だよ」


『そうだよ、仲良くしよう


この世でたった2人の兄妹なんだから』




俺達が説教をすると女の鬼は泣き出した

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