風柱の彼女さん【不死川実弥】2

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獣の呼吸 捌の型 爆裂猛進

水の呼吸 参の型 流流舞い

雷の呼吸 壱の型 霹靂一閃・八連

陽の呼吸 伍の型 風雷花


みんなで次々と技を出す


『伊之助くん行けっ！！』

伊之助くんに帯が当たらないよう切っていく

伊「陸の牙 乱杭咬み！」


堕「…！」





伊「頸くっつけらんねぇように持って遠くへ走るぞ！」


伊之助くんがすごい速さで走っていった



妓「…お前邪魔だぁ」


…！後ろ！


『壱の型っっ！』


グザッッ

振り向くとそこには妓夫太郎が居て鎖骨からお腹までを血鎌で斬られた


妓「よくも斬ったな、妹を

次はアイツだ」


『っ待って、伊之助くんっ！』


呼吸止血しても血が止まらず、痛い

炭「A！！」


伊「ハ…」

ドス

炭「伊之助ー！！」


意識の薄れる中聞いたのは炭治郎くんの伊之助くんと私を呼ぶ声


妓夫太郎の攻撃によって、建物が崩れ

私は瓦礫と共に落ちていった


＿＿＿＿＿＿＿



「お…！…て！


Aオキテ！」

『！

翡翠』


翡「ダイジョウブ？」

翡翠に呼ばれ目を覚ますと月が見えた

そうだ、鬼…

斬らないといけない、あの鬼たちは


『はぁ、はぁ、』

斬られた所が痛い、毒は呼吸で何とかしなきゃ


妓夫太郎と炭治郎くんが話してる声がする


『行かなきゃ』

翡「A…」


『大丈夫、まだ行けるから』

体を起こし翡翠を撫でる




鈍い音が聞こえたと思ったら炭治郎くんが頭突きをしていた

そして足にクナイを刺した


堕「お兄ちゃん！そんな奴に斬られないでよ！」


『人の心配じゃなくて自分の心配したら？


善逸くん！！』

善「雷の呼吸 壱の型 霹靂一閃 神速」


『陽の呼吸 参の型 洛陽の華』


あと、少しっ！



妓「このガキィ！！」

『！』

まずい、炭治郎くんが妓夫太郎の攻撃に押されてる




宇「譜面が完成した！勝ちに行くぞォ！」

『宇髄さんっ』


あっちは任せよう



『善逸くんはそのままね

伊之助くん！逆から斬って！』

伊「まかせろ！」


このチャンスを逃すな、やらなきゃいけない

頸を斬らなきゃいけない


堕「お兄ちゃん何とかして！」

堕姫の叫びとともに堕姫、妓夫太郎の頸は飛んだ



宇髄さんのお嫁さん達が喜んでいる

良かったみんな無事で…


だが、宇髄さんの様子がおかしい


宇「逃げろーーーーっ！」


『！』

炭治郎くんが危ない


体力の限界と毒と怪我で気を抜いたら意識が飛びそうだ

力を振り絞り炭治郎くんの所に向かう


『危ない！！』

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