風柱の彼女さん【不死川実弥】2

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胡「Aさーん、隊服今日届くと思いますよ」

次の日の昼下がり

あの時の任務で隊服がボロボロになってしまって新しく隊服を頼んでいた

『思ったより早くて良かった』

胡「…もしもの事があったら燃やします」

『…？うん』

燃やすって、？

＿＿＿＿＿＿＿

前田「こんにちは、Aさんの隊服を届けに来ました」

胡「来たみたいですね」


『うん、行ってくるね

こんにちは！ありがとうございます！』

前「いいえ、どうぞ着てみてください」

『はーい』

前田さんから受け取り早速着てみる


『…ん？』

胡「着れました？入りますよ」


『なんかスカート短くない？そんなことない？』

胡「たしかに…」

前のは膝の本当に少し上だったはず、これは15センチは上だ

前「短い方が動きやすいかと思いまして、陽柱様はよく動きますよね？」

ニヤニヤとこちらを見ながら説明する前田さん

胡「Aさん、脱いでください
燃やします

アオイー、マッチを」

アオイ「はい」

『えええ！折角作ってくれたのに燃やしちゃうの？！』

胡「はい、これは完全にこの人の趣味です」

前「そんなことない！ちゃんと考えて隊服を作ってます！」

『でも、それなら前の方が良かったかな…』

と控えめに言うと前田さんは、ええ…としょんぼりしていた


『…なんか申し訳ないし、しのぶちゃん

私このまま着るよ？』

胡「Aさん、いいんですか？そんなに短いスカートで」

『動きやすいのは事実だし…冬は寒そうだけど

大丈夫だと思う！』

胡「はあ…Aさんが言うなら、分かりました


しかし、またこんなことがあったら次こそは燃やしますからね」

前「ひぃぃ！」

足早に前田さんは帰っていった


＿＿＿＿＿＿

実「…なんでそんなに短ェんだ？」

『作ってくれた隠の人が考えてくれたみたいで』

実「いや、おかしいだろそんなに短いの

どうせ、前田とか言うやつだろ」

『そう、メガネの人』

実「次会ったらぶっ飛ばす」

『いいよいいよ、私は気にしてないよ？』

実「俺が気にすんだよ…

周りのヤツらにジロジロ見られんだろォ」


実弥はなんだかんだ私のことを1番に考えてくれる

実「目のやり場にも困るしなァ…(小声)」

『なんか言った？』

実「いや、言ってねェ

ほら、着替えてこい飯食うぞ」

『はーい』


この短さジャンプとかしたらスカートの中見えちゃうかな…

蜜璃ちゃんにアドバイス貰おう…

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