天使の君へ【轟焦凍】 (ページ32)

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ーAー

塚｢とりあえず生徒らは教室へ戻ってもらおう

　すぐ事情聴取って訳にもいかんだろ｣

蛙｢刑事さん...相澤先生は...｣

相澤の容態を心配する蛙吹

私はさっきまで熱出して意識吹っ飛んでて最後まで治療できなかった

｢顔面の骨にヒビが入っているだけで、幸い脳系の損傷は見受けられません

ただ、眼窩底骨も一部が粉々になっていまして...

眼に何かしらの後遺症が残る可能性もあります｣

塚内｢だそうだ...｣

蛙吹｢ケロ...｣

『ッ！』

塚「でも君の対処はとても良かったよおかげで大事に至らなかった、ほんとありがとう！」

『いえいえ、当然のことです。でもありがとうございます』

その後、13号の重傷とオールマイト、緑谷の容態も告げらた

そして、脳無も発見されくらげ達は教室へ戻ることとなった

敵連合軍本部＿＿＿＿

ズズり...

黒霧のワープゲートから出てきたのはスナイプによって狙撃され負傷した死柄木だった

死柄木｢ってぇ...両脚、両腕撃たれた...

完敗だ.....

脳無もやられた

手下共は瞬殺だ...

子供も強かった...

平和の象徴は健在だった...！

話が違うぞ先生......｣

オールフォーワン｢違わない｣

テレビ画面を通して聞こえてくる男の声

オールフォーワン｢ただ見通しが甘かったね｣

博士｢うむ...舐めすぎたな

敵連合なんつうチープな団体名で良かったわい

ところで、ワシと先生の共作脳無は？

回収してないのかい？｣

先生、と呼ばれた男の他にもう1つ聞こえてくる老人の声

黒霧｢吹き飛ばされました

正確な位置座標を把握出来なければ、いくらワープとはいえ探せないのです

そのような時間は取れなかった｣

博士｢せっかくオールマイト波のパワーと速さにしたのさ

まァいいか」

脳無を作った...という男はあっけらかんと言う

死柄木｢パワー....そうだ........

2人オールマイト並の速さを持つ子供がいたな...」

オールフォーワン｢.........へぇ｣

死柄木｢あの邪魔がなければオールマイトを殺せたかもしれない...

ガキがっ...ガキ.....｣

オールフォーワン｢悔やんでも仕方ない！

今回だって決して無駄ではなかったハズだ

精鋭を集めよう！

じっくり時間をかけて！

我々は自由に動けない！

だから君のような”シンボル”が必要なんだ

死柄木弔！！

次こそ君という恐怖を世に知らしめろ！｣

死柄木弔は目を血ばらせて画面を見つめていた