天使の君へ【轟焦凍】 (ページ24)

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ーAー

「「「すっげーー！！USJかよ！！？」」」

13号｢水難事故、土砂災害、火事...etc...

あらゆる事故や災害を想定し僕が作った演習場です

その名も.....ウソの災害や事故USJルーム！！｣

「「「(USJだった！！)」」」

緑｢スペースヒーロー”13号”だ！災害救助でめざましい活躍をしている紳士的なヒーロー！｣

麗｢わ〜！！私好きなの13号！｣

ヒーローオタクの緑谷とファンの麗日が盛り上がってる

相｢不合理の極みだなオイ｣

と何故か叫び、

相澤｢仕方ない始めるか｣

13号｢えー始める前にお小言を1つ2つ3つ4つ｣

『(たくさんあるね...)』

13号｢皆さんご存知だとは思いますが、僕の”個性”は”ブラックホール”どんなものでも吸い込んでチリにしてしまいます｣

緑｢その”個性”でどんな災害からでも人を救いあげるんですよね｣

13号の説明に続いて緑谷が付け加える

麗日に関しては頷きまくって残像で顔が2つに見えかもしれん

こりゃ重症だなあ

13号｢えぇ...

しかし人を簡単に殺せる力です
皆の中にもそういう”個性”がいるでしょう

超人社会は”個性”の使用を資格制にし厳しく規制することで一見成り立っているようには見えます

しかし、1歩間違えれば容易に人を殺せる”行き過ぎた個性”を個々が持っていることを忘れないでください

相澤さんの体力テストで自身が秘めている可能性を知り
オールマイトでの対人戦闘でそれを人に向ける危うさを体験したかと思います

この授業では...心機一転！

人命のために”個性”をどう活用するかを学んでいきましょう

君たちの力は人を傷つけるのにあるのではない、救ける為にあるのだと心得て帰ってくださいな

以上！

ご静聴ありがとうございました｣

ぺこりと13号がお辞儀をすると拍手と歓声が湧き上がった

相｢そんじゃあまずは...｣

と、相澤が説明を始めようとすると広場の中央に黒いモヤができた

そしてそこから顔をのぞかせたのは顔に手を張りつけた男と...

敵らしき人物たち