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「……」
撫でられてる感覚に目を開けると彼が優しい顔でこちらを見つめていた
『おはよA、もう昼過ぎてんで』
「おはよ…起きてたなら起こしてよ」
『Aの寝顔可愛くて起こすこと出来ひんかったわ』
普段なら絶対言わない彼の言葉に
顔が赤くなるのがわかって布団で顔を隠してしまう
『ほら、かわいい』
「なにきゅうに、やめてよ」
『ごめんごめん笑 ほな準備するから顔洗っといで』
先に寝室を出る彼を私も追いかける
顔を洗い歯磨きをしてリビングに行くとコーヒーをいれてる彼
「珍しいね、あさひくんがコーヒーいれてるの」
『今日はそうゆう気分やねん笑』
コーヒーいれる姿が様になっててつい見つめちゃう
『どしたん、そんな見やんといて』
「んーん、前はいれることすら出来なかったのになってなんか懐かしくて笑」
『せやなあ、ずっとAが作ってくれてたもんな』
『昔も今もこれからもAが作るコーヒーが一番やで』
そうやってコーヒーを差し出してくれる彼が今日も大好き
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作者名:UB | 作成日時:2024年12月8日 22時