ソフトバ●クの店長と社員の私【無音(むね)】番外編！

22話 ページ22

「アンタ最低！！ほんと最低だね！！」


「え」


どういうことなの、全く現状が理解出来ないんだけど。


「あんたがいつも彼の横にいるから！そのせいでフラれたんだよ！？」


「あんたが弱いせいで彼はアンタなんかの横にいるの！！」


…やっぱり私は迷惑だったんだ。


もるの家に住ませてもらって、一緒に過ごして。何回も思ったことはあった。


けど、毎回もるは否定していた。そんなことあるわけねぇだろ、って。


でも、本当は迷惑だったんだ。もるだけじゃなくて、他の人にも迷惑かけちゃうくらい。


「ごめんなさい…」


私は、泣きそうになるのを必死に堪えて謝った。


「は？聞こえないんだけど。まぁいいや。


みくの心の痛みを物理的に味会わせてあげるんだから感謝してよね」


え、つまりそれって…


暴力じゃないの？


そう言おうとする前に、宮前さん達は私を殴った。


痛いけど、仕方ないんだ。だって、迷惑かけたのだから。


これぐらい、受け止めないと……


そう思った後の記憶は曖昧だけど、私は意識を失った。

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