8/15 AM12:27 地主神社 ページ6
A「おめでとう！」
青子「ありがとう!!」
周囲の温かな拍手につつまれる二人を呆然とみつめる快斗
A「あ、快斗君！」
青子「え?快斗？
って言うか、貴女 快斗の知り合いなの？」
A「え、あ、 う、うん
えっと、昔、快斗君のお母さんにお世話になってた時があって その時快斗君とはPC越しに何度かお喋りして
……ね？」
快斗「お、おう…… そうそう
ひ、ひさしぶりだな」
青子は慌てる二人を不思議そうに見つめるが、すぐに気を取り直してAの手を掴んだ
青子「私、中森 青子
快斗とは幼馴染なの」
A「ｱﾀｼは、次元 A
そこにいる次元のお嫁さんだよ！」
Aがそう言って薬指の指輪を見せると、視線の先に帽子をかなり深く被った次元が観念した様子で片手を小さく上げた
青子「凄い！ やっぱりこの占い当たるのね！」
目をキラキラさせる青子の横で快斗はAの側に行くと、驚きを隠せない様子で囁いた
快斗「お前、やったな!!」
A「ｴﾍﾍ、ありがと♪」
幸せそうに照れるAにつられるように快斗も微笑むと、突然Aの腰が引かれて後ろにのけ反った
次元「……お前さん、どっかで会ってねぇか？」
(※『ﾂﾝ 所により ﾃﾞﾚ(中)』ｰ"白と黒"参照)
快斗「ひ、人違いでは？」
次元「この感じ…… なんかどっかで…」
次元の視線から逃げるように向きを変える快斗
それでも思い出そうと快斗をじっと見る次元に、Aはまぁまあと制止をかけるのだった
8/15 AM12:50 道端→←8/15 AM12:21 地主神社
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作者名：ピスピス | 作成日時：2019年5月8日 2時
