plus one 【警察学校時代】

今更ながらの世界(?)観とご挨拶 ページ8

ﾓﾌﾞ男A「……なぁ、今の見た？」




そう言って、すれ違った女を見ながら 隣の男に問いかけた




ﾓﾌﾞ男B「えっと……
確か "白雪 A" だっけか」




ﾓﾌﾞ男A「結構美人だった」




ﾓﾌﾞ男B「そうだな」




ﾓﾌﾞ男A「彼氏とかいんのかな？」




ﾓﾌﾞ男B「入校してからずっとフリーだそうだ」




ﾓﾌﾞ男A「マヂかよ！

皆、草食系すぎだろ
こういうのは早い者勝……






「おぉ〜い、A?」






突然 後ろから声が聞こえ
ﾓﾌﾞ男達がビクリと肩を震わせると、その横から二人のイケメンが通りすぎた







萩原「ど〜こ行ってたんだよ、探したろ？」




そう言いながら、萩原はAの肩を抱く





松田「お前… 朝から鏡見てないのかよ
何のソースつけてんだ？」





ため息をつきながら、Aの顎に手を添えて口元を指でなぞる 松田








《 ド ン ッッ 》





ﾓﾌﾞ男A「ｯ!!」




急に背後から衝撃が加わり、前のめりに倒れるﾓﾌﾞ男A

しかし、伸びてきた細腕に捕まれ そのまま強く引き寄せられた






降谷「大丈夫です？」




景光「悪い!!怪我してないか？」





先程の男達同様
眩しい程の整った顔が覗きこみ、ﾓﾌﾞ男は焦ったように視線を反らした






ﾓﾌﾞ男A「だ、大丈夫だ……」





降谷「それは良かった」







そう言って二人は足早に前の集団に加わると、一人がAの鼻を摘まんだ






降谷「おい、貸したノートに米粒が付いてたんだが？」





A「ｺﾞ,ゴエンらひやぃ……」





景光「まぁまぁ

ちゃんと写し終えたんだから褒めてやろうぜ？」




降谷「甘やかすな、ヒロ」





涙目のAの頭を撫でる景光を降谷はジトッと軽く睨み付けた








そのままワイワイと遠ざかっていく集団








ﾓﾌﾞ男B「さっきの話だけど…」



ﾓﾌﾞ男A「あ？」



ﾓﾌﾞ男B「アイツら何て言われてるか知ってるか？

" 白雪姫と最強のセコム達"


声をかけないんじゃなくて、かけられないんだよ…」



ﾓﾌﾞ男A「……」




.。o○○o。..。o○○o。..。o○○o。

ごきげんよう

友人の希望で
恐れ多くも 名探偵コナンの話を作らせてもらいましたが

この hit数
改めて 人気の恐ろしさを実感シテマス

読みにくい箇所等あると思いますが、
少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです

コメントもありがとうございます
とても励みになります


ユルユルですが、頑張っていきます





ｰぴすぴすｰ

最強のセコムｰ 一人目→←色男と色女(後)

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