同期の七海が突然会社を辞めた。【呪術廻戦】

16、ひゅーひょい ページ16

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「痛かった？ごめんね。何か感じた？」



さっき家入さんに切られた腕は傷は残ったものの治った。

この傷は時間と共に治ったり治らなかったりするらしい。




『…なにも。少し温かいような気がしました。』

「そういう感覚だよ。後はちょっと緻密な作業というか呪力量を調整しつつって感じ。」




「ひゅーひょいだって。あとはセンス。」と言われる。
…なんだそれ。結局出来るかはセンス次第ってこと？




『ごめんなさい、何言ってるかわかんないです。』

「あとは七海説明してやってよ。」




はい、と渡されたマニュアルのような紙束。

五条さんのイラスト付きで呪力や術式について書かれていた。




「じゃ、僕と硝子はちょーっと行くとこあるから。2人で勉強しててね〜」




五条さんと家入さんが出て行った後、七海は呪いの事、呪力や術式について教えてくれた。


あの気持ち悪いナイフは呪具というらしい。




『…全然理解追いつかないけどわかった。
前さ、通り魔に殺されたんだけど、あの時絶対死んだと思ったけど、気が付いたら普通に寝てたみたいで起きて歩けたんだよねー……。それって関係ある？』

「今はなんとも言えませんが反転術式の可能性はありますね。」




死なないとか超人じゃん。

七海は呪具で呪いを祓う、呪術師ってとこに転職したらしい。しかも1級？で前より給料がいい事も聞いた。



そりゃ条件のいい仕事見つけたらクソ会社なんか辞めるよなぁ。




『よし、今ならできそうな気がする。練習したいから付き合ってよ。』




ここで出来ちゃうのが天才Aちゃん。

だから多分出来る。




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